ドラマ「恋はつづくよどこまでも」で恋人を演じた佐藤健さんと上白石萌音さん。
二人のラブシーンはまるで本当の恋人のようで、放送後には毎回SNSがバズるという社会現象にもなりました。
そんなラブシーンの裏には佐藤健さん流のキュンキュンテクニックがあるようです。
まるで本物の彼氏彼女のような佐藤健と上白石萌音
ドラマ「恋はつづくよどこまでも」で新人ナースの佐倉七瀬と、ドS医師天堂浬を演じた上白石萌音さんと佐藤健さん。
原作が少女漫画ということもあり、突拍子もないストーリー展開なのは否めませんが
二人が演じた治療キスや逆治療キス、バックハグなど数々のラブシーンはドラマとはいえ本当にリアルで視聴者をキュンキュン悶えさせました。
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そんなキュンキュンシーンを演じるにあたって佐藤健さんが意識していたことがあったようです。
佐藤健流ラブシーンの”動き方”
恋つづでは佐藤健さんのラブシーンでの表情や所作に胸キュンした女子が多かったと思います。
どの瞬間を切り取っても美しい、そんなラブシーンでしたね。
イケメン俳優はたくさんいますが、ここまで圧倒的に美しく、切ないラブシーンを演じられるのは佐藤健さんだけではないでしょうか。
なぜ佐藤健さんはこんなにラブシーンが上手いのでしょう。
たしかに恋愛経験は豊富そうですが、芸能人ならモテることに関しては佐藤健さんだけが特別ではないでしょうから、やはり佐藤さんの役者としてのスキルが大きいのかもしれません。
佐藤健さんは、恋つづのラブシーンを演じる際、頭で考えたり、身のこなしを細かく計算したりということはなかったそうです。
例えばあのアドリブだと話題になった8話の七瀬の髪をほどくシーンでは、
髪を解く前に耳をやさしく撫でているのですが、佐藤さんは「そこに耳があったらなるでしょ!(本人談)」というほど無意識に撫でていたそうですよ(破壊力!)
ですが一つだけ動き方で気をつけていたことがあったそうです。
佐藤健のラブシーンのカギは”るろ剣”
佐藤健さんがラブシーンで意識していることは「ゆっくり動く」ということなんだそうです(佐藤健さんSugar談)。
これは以前るろうに剣心で共演した田中泯さんに教わったことだそうですが、緊張感を表現するために、空気のカーテンを1cm1cmくぐっていくように一つ一つの動作をゆっくりと行うことがコツなのだそう。
田中泯さんの教えは戦闘シーンなどの空気が張り詰めた場面での話なのですが、佐藤健さんはこの教えをラブシーンにも応用していたそうです。
たしかにキスシーン一つとっても、視線の落とし方や、相手の手繰り寄せ方、キスのあとの余韻の残し方など、佐藤さんの演技は全ての仕草に時間をかけていますよね。
視聴者が目を離せないのは、佐藤さんが醸し出すこの緊張感のせいかもしれませんね。
そして恋つづのキスシーンで多くの視聴者を虜にしていた、もう一つの密かなキュンポイントは、佐藤健さんの左手の位置ではないでしょうか?
あの振り返りざまの”治療キス”では右手は上白石萌音さんの後頭部を包み込み、左手はコートをまくるようにさり気なく自分の腰に添えています。
”様式美”を極めた見事なキスシーンでしたよね。
思い返せば、この治療キスから恋つづブームに拍車がかかったような。。。
このキスだからこそ世の女性の心が撃ち抜かれたのではないでしょうか?
そして、このキスシーンの左手について佐藤健さんはSugarで以下のように語っています。
ラブシーンっているのはアクションシーンなんですよ。
わたくしは「るろうに剣心」で培った全てのノウハウを「恋つづ」キスシーンにぶつけてます。これ意外に本当なんですよ。
剣心は右利きなので右手で刀をふるんだけど、一番大事なのは左手なんですよ。だから左手がキマってないとそのアクションはキマらないんですよね。
だからキスシーンも右手は(相手の)頭に添えて、一番大事なのは左手なんですよ。左手は…鞘の位置です。左手が死んでちゃダメなんです。
恋つづのラブシーンの鍵をるろうに剣心が握っていたとは驚きですよね!
”鞘(さや)の位置”というのは、冗談っぽく語っていましたが、おそらく立ち姿の美しさを「るろうに剣心」から取り入れたというのは本当だと思います。
あなたも治療キスを見返してみてください、佐藤健さんのラブシーン=アクションシーンという持論に説得力を感じられますよ。
でもこんな秘話を聞いたら、次はるろうに剣心で鞘に手を置くシーンで恋つづのキスを想像しちゃいそうです。
上白石萌音の演技力がラブシーンのリアルさを引き立てた
佐藤健さんの魅力が凝縮されている恋つづのラブシーンですが、相手役の上白石萌音さんの素晴らしい演技力によってさらに魅力が増しているのではないでしょうか?
ドラマ撮影は一つのシーンを複数テイク撮影するわけですが、上白石萌音さんはラブシーンにおいて、初めて体験するキュンキュンの気持ちを失わないように気をつけて演じられていたそうです。
佐藤健さんがいくら色っぽいラブシーンを演じても、相手の女優さんがこなれたリアクションをしてしまうと、一気にお芝居感が出てしまいそうなところですが、上白石萌音さんが初々しい演技をしてくれることで、まるで私たちが疑似体験しているようにドキドキを共有できるのではないかと思います。
そんな上白石萌音さんのリアルなドキドキ演技は佐藤健さんのお芝居にも相乗効果を与え、回を追うごとにキュンキュン度が増していったのではないかと想像しています。
この記事を書いている時点ではまだ最終回を迎えていませんが、一足早く言わせてください。
本当に素晴らしいドラマをありがとうございました。
また二人の共演が見れる日が来たらうれしいなぁ。