ベストマザー賞は誰が決めるの?いらないと言われる理由は?

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ベストマザー賞は誰がどう決める?いらないと言われる理由は?

2022年のベストマザー賞を受賞した広末涼子さんがW不倫で世間を騒がせています。実は過去には広末涼子さん以外にも不倫が発覚したベストマザー賞受賞者が複数おり、ベストマザー賞の不要論も囁かれています。

そこで当記事ではベストマザー賞の決め方や主催団体、そして世間から「いらない」と言われている理由などを詳しくご紹介します。

広末涼子はW不倫、ベストマザー賞歴代受賞者に相次ぐ不倫や離婚

人気料理店「sio」のオーナー、鳥羽周作W不倫で連日メディアを賑わせている広末涼子さん。

彼女は2022年のベストマザー賞芸能部門の受賞者でした。

ベストマザー賞とは、2007年より日本マザーズ協会が年に1回表彰しているアワードで、芸能界や音楽界などジャンル別に”ママを象徴する人物”が選出されます。

「いつまでも美しく、仕事も家庭も充実している」という広末涼子さんのイメージはまさにベストマザーそのもの。そのため今回のダブル不倫騒動にがっかりした人もいるのではないでしょうか。

不運にも広末涼子さんのスキャンダルのとばっちりを受ける形になってしまったベストマザー賞ですが、実はベストマザー賞受賞者のスキャンダルは今回が初めてではありません。

歴代の受賞者の中には不倫や離婚などの家庭トラブルを起こした有名人が少なくありません。

<歴代ベストマザー賞受賞者の家庭トラブル>
2009年 今井絵理子(不倫、離婚)
2009年 黒田知永子(離婚)
2010年 江角マキコ(不倫)
2010年 蓮舫(離婚)
2011年 清原亜希(離婚)
2012年 土屋アンナ(離婚)
2013年 長谷川京子(離婚)
2014年 小倉優子(離婚)
2017年 後藤真希(不倫)
2019年 吉瀬美智子(離婚)
2021年 篠田麻里子(不倫)
2022年 広末涼子(不倫)

その他 日本マザーズ協会元会長 森松伸治(妻へのDVで逮捕)

離婚に関しては原因も様々でしょうし、家族(子供)を守るために離婚したというケースもなかにはあるかもしれません。

しかし不倫はどんな背景があれ子供を傷つける行為ですから、ベストマザー賞という肩書が皮肉に見えてしまいます。

それにしても女性芸能人の不倫スキャンダルというのは男性と比べて少ない印象ですが、ベストマザー賞受賞者の中に5名も不倫経験者がいるというのは割合が高すぎませんか?

一体誰がどのようにベストマザー賞を選出しているのでしょう?


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ベストマザー賞は誰がどのように決める?

ベストマザー賞の受賞者は、1年を通して行われる投票によって決定します。

投票は、主催者である一般社団法人日本マザーズ協会が主催する子育て応援・ママ応援イベント等の会場や、協会の公式サイト、連携団体や全国の健康保険組合が配布する生地専門歯科医院へのアンケート、SNS投票、子育てサイトのWEB投票等、多数のツールによって行われています。

協会のアナウンスによると、推薦枠などはなく、純粋に全国のままによる投票得票数によって受賞者が決められているとのことです。

ベストマザー賞主催の日本マザーズ協会とはどんな団体?

ベストマザー賞を主催する一般社団法人日本マザーズ協会は、少子化問題解決に向けて、母親と子供の暮らしやすい社会を実現や母親を社会全体でサポートする仕組みづくりを目指す団体です。

この法人は、広く一般市民を対象に、母親を支援する事業の一環として妊娠出産育児期の母親支援、男女共同参画社会を啓発、働く母親の支援、少子化問題への寄与、次世代の子育ての啓発、などに関する講演会、 セミナー、イベントの開催及び情報誌の発行や支援者の育成、マスメディアでの普及啓発事業を行い、同じ目的を持つ 多くの方々・企業・他団体との連携を図っていく事で不特定多数の方々の利益を増進し豊かな社会の実現に寄与すると共に、これを全国に発信し広めていく事を目的とする。

https://www.best-mother.jp/about/

団体の主な活動は、ベストマザー賞の他に、子育てアイテムに関するアワード「マザーズセレクション大賞」の開催、商品・サービスの推奨認定、モニタリング調査、全国各地でのマザーズフェスタ開催などを行っています。その他にも全国での講演会やセミナーなどの啓発活動も行っています。

公式サイトには、厚生労働省、内閣府、生団連のリンクが貼られており、政界と繋がりのある団体であると考えられます。

特別顧問は蓮舫

一般社団法人日本マザーズ協会の特別顧問は、立憲民主党の参議院議員、蓮舫議員です。蓮舫議員は第3回ベストマザー賞受賞者でもあります。

蓮舫議員は女性の権利を守る活動に積極的な方ですね。


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ベストマザー賞はいらない?不評の理由とは?

2023年に15回を迎えたベストマザー賞ですが、いまではおなじみのアワードですよね。

しかし、ベストマザー賞がいらないと考える人は少なくないようです。

やはり、スキャンダル芸能人が選ばれている点を疑問視する人もいるようですが、何より多いのが、「ベストマザー賞はすべてのお母さん」という意見です。

私自身も母親ですが、我が子にとって自分は良い母親かな?と考えることはあっても、周りのお母さんと比較して誰が一番大変とか誰が頑張ってるとか、比較したことはありません。それに子育ての方法なんて十人十色ですから、ベストマザー賞の芸能人を見本にしようとも考えたことはありませんね。

「多様性」を尊重する時代に「ベスト」を決めるというのもナンセンスな気がします。せめてベストマザーを決めるのではなく、その年を象徴するママアンバサダー的な人を選出して「全国のお母さん一人ひとりがベストマザーですよ~」と呼びかけていただいた方が世の中のお母さんの励みになるのではないでしょうか。

また、ベストマザー賞反対の理由に、公金が使われているという点もあげられていますね。これについては確実な証拠となる資料等を発見できなかったのでなんとも言えません。ですが最近話題の貧困女性支援団体のように政府からの助成金の使い道に疑問を持たれる団体がいるのも事実です。

日本マザーズ協会には、国民にとって本当に意味のある活動をしていただければと思います。

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