2021年12月1日に成年皇族となられた敬宮愛子内親王殿下(以下愛子さま)。その気品あふれる立派なお姿に、幼い頃の愛らしい時代を知っている多くの日本人が驚き、喜んだことでしょう。
そして子育て世代の多くの人が、「わが子もこのように立派に育ってほしい」と願ったのではないでしょうか?
この記事では、幼少期の愛子さまの教育に大きな影響を与えた絵本についてご紹介します。
幼少期に絵本が大好きだった愛子さま
愛子さまの幼少期に、皇后陛下雅子さまや、天皇陛下が良く絵本をお読みになってあげられていたそうです。愛子さまがお父上の天皇陛下(当時皇太子殿下)に絵本をお読みになっているビデオは有名ですよね。
ご両親からたくさんの絵本を読んでもらった愛子さまは、その後も読書が大好きな少女へと成長され、現在は学習院大学で日本文学を学ばれています。また、幼い頃に絵本に親しんだ影響なのか、愛子さまは小学生時代から作文もお上手です。先日の20歳のお誕生日の感想文でも人柄が現れている美しい日本語をお使いになっておられましたね。
小さい頃から絵本に触れると、学習能力やコミュニケーション能力、感受性などが発達すると考えられています。小さな子をお持ちで愛子さまのような知的でしっかりとした人に育てたいと考えているご家庭は、ぜひ愛子さまが好んでお読みになっていた絵本を参考にしてみてください。
愛子さまがビデオで天皇陛下(皇太子)に読んでいた本は『うずらちゃんのかくれんぼ』
先程もご紹介した、愛子さまが当時の皇太子殿下に絵本を読み聞かせる有名なビデオですが、この動画で愛子さまがお読みになられている絵本は、きもとももこさん作『うずらちゃんのかくれんぼ』です。
うずらちゃんとひよこちゃんが花などに擬態してかくれんぼするという内容ですが、ストーリーを楽しむのはもちろん、うずらちゃん・ひよこちゃんを探す、親子で「もういいかい」「まだだよ」のやり取りをするというように、一冊に楽しい要素が詰まっています。
色鮮やかな可愛らしいイラストも子どもの興味を引く理由の一つ。
愛子さまのビデオで注目を集めましたが、それを差し引いても持っておいて損のない名作です。
愛子さまがお気に入りだった愛読絵本
その他にも愛子さまにはお気に入りの絵本がたくさんありました。
過去にメディア等で紹介された愛子さまの愛読絵本は以下のとおりです。
うしろにいるのだあれ
一つのページのなかに、ある動物と、もう一匹の違う種類の動物の体の一部が描かれています。
そしてページをめくれば、一部だけ描かれていた動物の正体がわかるという内容です。
この絵本では「うしろにいるのだあれ?」という会話のやり取りを楽しめるだけでなく、動物の名前や前後左右という概念を学習できます。
はらぺこあおむし
言わずとしれたエリック・カール作の世界的ベストセラー『はらぺこあおむし』。あらぺこのあおむしがいろいろな食物を食べて美しい蝶へと変身します。
この本にはページに丸い穴が開いていてその仕掛けに子供は夢中になります。
通常版と小型のボードブック版がありますが、ページ破れを気にするならボードブック版を、美しいイラストをじっくり観察したいなら通常版がおすすめです。
いないいないばああそび
こちらはきむらゆういちさん作の名作『いないいないばああそび』です。
縦の見開きいっぱいに大きな絵が描かれています。登場人物が順番に「いないいないばあ」をするのですが、最後のママのいないいないばあに心をわしづかみされる赤ちゃん続出。
はじめの親子あそびにもおすすめの一冊です。
はんしろうがわらった
うさぎのはんしろうは大きな帽子をもらって嬉しくなって笑っています。そんなはんしろうが大きな帽子をかぶって道を歩いていると、前が見えずにいろいろな出来事を巻き起こします。
最後はちょっと不気味で余韻を残した不思議な終わり方。そのなんとも表現し難い独特な世界観に子供たちは引き付けられるようです。
物語の続きを親子で考えるのも面白いかもしれません。
ぐりとぐらのあいうえお
中川李枝子さん作の大人気のシリーズ『ぐりとぐら』の絵本も愛子さまは大好きだったようです。
この『ぐりとぐらのあいうえお』はあいうえお作文と、その作文の様子を表したぐりとぐらのイラストが描かれている絵本です。
文章の意味があまり理解できない年齢でも、日本語の美しい響きとリズムに興味をそそられるのではないでしょうか。
繊細で美しいイラストは親子揃って楽しめます。
みんなでね
「みんなでね おきたの」「みんなでね まんまたべたの」というように、赤ちゃんの一日の日常を動物たちと一緒に過ごすという内容です。
赤ちゃんにとって身近なシチュエーションばかりなので、物の名前を覚えたり、生活習慣を学習するのにも役立ちます。
ストーリーの最後は眠るシーンなので、夜の寝かしつけに活躍しそうな一冊ですね。
文章がシンプルなので、単語だけの乳児絵本から幼児絵本に移行する際のファーストブックとしてもおすすめします。
パセリのまてまてボール
いとうみきさん作のパセリのしかけ絵本シリースも愛子さまのお気に入りでした。愛子さまは犬や猫が大好きでいらっしゃいますが、このような絵本をお読みになっていた影響もあるのかもしれません。
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この『パセリのまてまてボール』は表紙に埋め込まれている子犬のパセリが取り外せるようになっていて、パセリをページに開いた穴にくぐらせたりしながらボールを探すという内容になっています。
パセリと一緒に冒険のワクワクを楽しみながら指先のトレーニングにもなる楽しい一冊です。
パセリシリーズは他の作品も楽しい仕掛けがたくさんつまっていておすすめです。
うたえほん
『うたえほん』にはわらべうたや童謡が26曲収録されています。楽譜も付いているので、曲がわからない方でも覚えることができますが、ほとんどの曲がわれわれ親世代にも馴染みのある曲なので、楽譜が読めなくても心配ありません。
私たちが小さい頃に童謡に慣れ親しんだように、令和の子どもたちも童謡が大好きです。
しかし、最近では昔ながらの童謡習う機会も減っているので、この一冊は大変重宝します。
スマホの音楽ではなく、自分で子守唄を歌ってあげたいけれど、童謡を忘れてしまったという親御さんにおすすめです。
以上愛子さまのご愛読絵本でした。
どの絵本も令和になっても人気がある質の高い絵本ばかりです。愛子さまが皇太子殿下(当時)に朗読なさっていましたが、それはご両親が愛子さまにたくさんたくさん読み聞かせをされたからこそでしょう。
あなたもお子さんにたくさん読み聞かせをすれば、お子さんが愛子さまのように賢く優しく成長するはずです。