2020年東京オリンピック聖火リレーの各都道府県ランナーが発表になりました。
一般ランナーを含めると全国で1万人以上のランナーが聖火とともに走るわけですが、その中には芸能人や著名人も含まれます。
その一人がさかなクン。
兵庫県のランナーに決定したさかなクンですが、実は兵庫県出身者ではないんです。では一体なぜ、さかなクンが選ばれたのでしょうか?
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出身県のランナーが多い有名人なのに非県民のさかなクンが兵庫県のランナーに
さかなクンが2020年東京オリンピックの兵庫県聖火ランナーに選ばれました。
さかなクン以外にも複数の有名人の方々が各都道府県ランナーに選ばれているのですが、彼らのほとんどがその都道府県の出身者であったり、そこを拠点として活動するアスリートや専門家です。
兵庫県の聖火ランナーの著名人は以下の通り。
笑福亭鶴瓶さん(西宮市在住)
陸上の朝原宣治さん(神戸市出身)
バレー元監督の眞鍋政義さん(姫路市在住)
陸上の小林祐梨子さん(小野市出身)
テニスの沢松奈生子さん(西宮市出身)
陣内智則さん(加古川市出身)
そして
さかなクン(東京都出身・千葉県館山市在住・東京海洋大学客員准教授)
あれ?兵庫県に少しもかすってない・・・
さかなクン、なぜ本拠地と遠く離れた兵庫県の聖火ランナーに任命されたのでしょうか?
さかなクンが兵庫県聖火ランナーに選ばれたのはなぜ?
実はさかなクンと兵庫県にはつながりがあるんです。
さかなクンは2013年から兵庫県明石市の”明石たこ大使”に任命され、大使として貢献していたんです。
おさかな博士として有名なさかなくんですが、実は魚にハマるきっかけとなったのがタコでした。
そもそも自分がお魚の世界に興味を持つきっかけになったのがタコさんなんです。小学2年生のとき、 同級生が描いたタコの絵を見て、「カ~ワイイ!」って思いました。それから毎日、タコに会うためにお魚屋さんに通いました。
明石市ホームページより
さかなクンは明石タコ大使として↓のようなPR動画に出演したり、明石市のお魚教室やイベント等に出演しているようですよ。
そして明石市のマンホールはなんとさかなクンのイラストデザイン!
なるほど、明石市民の生活の中にさかなクンは溶け込んでいるわけですね。
明石市出身者にはサッカー選手やプロ野球選手、タレント、芸術家などなど多くの著名人がいらっしゃるようですが、地域への貢献度という意味でもさかなクンだったのかもしれませんね。
さかなクンは老若男女どの世代にも広く知られている方ですから、彼が走ったら盛り上がるのではないでしょうか?
さかなクンはプクプク(ハコフグ)をかぶって走るのか?
それにしてもさかなクン、あのハコフグ(プクプクと言う名前らしい)の帽子をかぶって走るのでしょうか?
上の直筆イラストを見たところ、かぶって走る気満々ですね!
きっとさかなクンはプクプクと一体となってこその”さかなクン”なのでしょう。
プクプクがいなければ普通の宮澤正之さん(本名)です。
さかなクンがプクプクをかぶり、沿道の人々に向かって「ギョ声援、ありがとうギョざいます!」と手をふって走る様子がはっきりと目に浮かんできます。
さかなクンの聖火リレー楽しみ!