実録!IQ130以上に上げるために小学生までに自宅でできる方法とは?

子育て

IQ130に上げるために小学生までに自宅でできる方法とは?

2019年12月12日

先日、兵庫県の 小学4年生・安藤匠吾くん(9歳)が史上最年少で数学検定1級に合格したという驚くべきニュースが飛び込んできました。

安藤くんは1歳にして数字に興味を持ち、幼児期に四則計算ができた天才なのですが、毎日ごく普通に過ごしている子も、IQを上げることは可能だと思うんです。

生まれつき天才じゃなくてもIQは鍛えられる?

IQを鍛えられそうな方法

突然ですがIQ130という数値は一つの基準になっているのをご存知でしょうか?

たとえば世界の上位2%以上が所属するMENSA会員の基準や知能指数がひときわ高い「ギフテッド」と呼ばれる子供の基準はIQ130以上であるとされています。

今回数学検定1級に合格した安藤匠吾くんもきっとギフテッドの一人だと思います(しかもかなり高いIQではないかとお見受けします。)

前述の通り、安藤くんは幼いころから数字に触れ、学んできた言わば天才です。

でもIQの高いお子さんって、天才と呼ばれる子に限らず存在するのではないでしょうか?

しかも生まれつきではなく育っていく環境でIQは鍛えられていくのではないでしょうか?

私は専門家でも学者でもないので、これはイチ素人の単なる仮説です。

というのも私は、昔から有料無料いろいろなIQテストを受けてきてIQ130を下回ったことはありません。(私のIQ診断結果 、←のIQテストは国際IQテストというサイトで計測

かと言って自分は天才ではないですし、周りから天才だともてはやされたこともありません。

もちろん頭脳を鍛えるような特別な教育を受けたこともありません。

ですが、思い返せば子供の頃から日常の中で頭をたくさん鍛えてたのかも…という心当たりがあったので、ちょっとご紹介してみようと思いました。

また私は小学校低学年の子の母親なのですが、私が子供の教育のために行っていることも併せてご紹介したいと思います。

※ 一個人の実体験に基づく内容なので育児書の内容等とは全然異なると思います。こんな人もいるんだなぁと参考程度にご覧いただければ幸いです。

※IQの研究者の中でもIQは先天的な要素が大きいとか、後天的に鍛えられるとか色々言われているようなので、私が紹介する方法がIQを上げるものであるという確証もありませんが、脳みそをスムーズに使える訓練という意味では間違いなく有効かと思います。

普通の幼児で小学生だった私がIQ130以上になった秘訣とは?

私はごく普通の小学生だったと思います。

勉強に関してはめんどくさがりで、宿題の前に外で走り回ってからテレビゲームをするのが日課でした。

そんな私がIQを鍛えた”かもしれない”方法は以下のとおりです。

1.パズルで遊ぶ

パズルでIQを鍛える

幼い頃からパズル遊びが好きでした。

ピースを組み立てるジグソーパズルに始まり、クロスワードやナンプレ、イラストロジックなどのパズル雑誌も良く解いていました。

パズル雑誌はたしか小学校高学年ぐらいから始めて、中学・高校になっても息抜き程度にときどき解いていましたね。

わが子にもパズルはやらせています。

幼児期には子供用のジグソーパズルを気に入っていたのですが、最近は問題を解く脳トレ系のパズルの方を気に入っています(わが子が食いついたパズル本は後述)。

低学年なのでまだ大人向けのパズル雑誌の問題は難しいのですが、点つなぎや簡単なクロスワード、ナンプレなどは大人がサポートしながら解いています。

2.五目並べ(囲碁)で遊ぶ

囲碁や将棋でIQは鍛えられる?

私が小さな頃はじいちゃん・ばあちゃんっ子だったので、二人と五目並べをたくさん対戦しました。

五目並べは囲碁のように複雑なルールではないのですが、

強い大人に勝つためには何手か先を読んで打つ必要があるので、十分脳トレになります。

とはいえ、よりルールが複雑な囲碁を教えてもらっていたらという後悔はあります(当時はルールを覚えることに前向きではなかった)。

ですが、五目並べは一回の対局時間が短いので、何度も何度も試行錯誤できたのはメリットだったのではないかな?と思います。

対局時間の長い囲碁や将棋だったら、忙しい大人たちは何度も付き合ってくれなかったかもしれませんからね。

また囲碁や五目並べは運要素がほぼ無いというところもミソです。

負けたら単純に自分の能力不足であり、勝つには自分が経験と知識を積むしかありませんよね。

そういう勝負の中で負けん気も養えたと思っています(知能と関係するかは不明ですが)。

五目並べはルールも単純なので、囲碁や将棋は敷居が高いという親御さんでもすぐにルールを覚えてお子さんに教えてあげられますよ。

ちなみに現在は囲碁でも五目並べでも優れたゲームがありますよね。

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五目並べに高さの概念が加わった3Dゲームです。四目だけど五目並べより頭使いそう。

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囲碁の四路盤です。これなら囲碁のルールも理解しやすいかも。私も欲しい。

囲碁や五目並べの他にも将棋やチェス、オセロもおすすめです。

わが子にはそちらの方を取り入れていますが、詳しくは下記をお読みください。

3.トランプと花札とウノで遊ぶ

カードゲームでIQは鍛えられる?

トランプや花札、UNOでもよく遊びました。

トランプは神経衰弱セブンブリッジを特にたくさんやりましたね。

セブンブリッジも花札もUNOも運要素が強いのですが、実は戦略と駆け引きで勝率を上げることができるゲームです。

これらもプレイ時間が短くて集中が続きやすい遊びだと思います。

4.ものづくり(ブロックや工作や手芸)

ものづくりはIQを上げる?

手先を使った遊びが好きで、よくものを作っていた気がします。

例えば雑草や木の実を使ったネックレスですとか、ダンボールを使ったノートパソコンですとか。

それからレゴブロックでもたくさん遊びました。

ものづくりは完成形が提示されているものを作るのではなく、自分でどんなものを作るか考えてそれを形にするという遊びのほうが脳は鍛えられそうですね。

わが子もものづくりは大好きで、いつも割り箸や輪ゴム、ダンボール、紙コップ、ボトルキャップなどを使っていろいろと作っています。

子供の目のつきやすい場所に工作の材料になりそうなものや、レゴブロック、積み木などを置いておくのがおすすめです。

わが子も大好きな”動くしかけ”が作れるレゴの特殊パーツセット↓↓

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4.楽器演奏

楽器演奏は頭を良くする?

楽器を演奏するとIQがアップするという情報を以前読んだことがあるのですが、 私は幼児期から鍵盤楽器、小学校高学年から管楽器をやっていました。

楽器を演奏するには細かい運指や、左右の手を別に動かす必要があるので、練習すればするほど脳が鍛えられるようです。

5.外で遊ぶ

外遊びは脳に刺激を与える

小学校低学年の頃は放課後にかならず近所の空き地や公園で遊んでいました。

自然の中を駆け回ることも遊具で遊ぶことも全身運動ですので、脳にも良い刺激が与えられます。

それに外の自然を見たり四季を感じたりすることは子供の知的好奇心を呼び起こすきっかけとなるかもしれません。

しかし現在は治安の問題や、親の仕事の関係で放課後に外遊びをしづらくなっていますよね。

わが子も含め、現代っ子は気の毒だなと思うのですが、だからこそ休日にはアスレチックのある公園などで外遊びをさせるように心がけています。

6.テレビを見る(情報を得る)

テレビでIQアップ?

テレビは子供の学力低下を招くとも言われますから、テレビを見たほうがIQが高くなるよ~とはいいません。

この見出しだけをみて「よし!子供にテレビをたくさん見せよう」とは思わないでくださいね。

テレビにはメリットとデメリットがあります。

そのメリットの部分を上手く活用すればIQアップにも役立つのではないかな?と考えています。

そのメリットとは何かというとズバリ子供の知的好奇心を刺激する情報です。

私の場合ですとクイズ番組や、世界ふしぎ発見!などの歴史や文化に触れる番組、動物番組などを好んでよく見ていました。

ちなみに動物番組というのは最近よくある”愛くるしい動物を拝むだけ”の番組ではなく野生動物の生体やサバイバルを追うような番組です。「わくわく動物ランド」や「どうぶつ奇想天外」などは大好きでした。

そういった番組で得た知識は脳みその引き出しを増やしてくれます。

すると、授業で習うことが自分が知っている知識とリンクして、理解度が高まるので、「学校の勉強は日常生活に全く役立たない」とは思わなくなります(勉強を好きなるかどうかは別の話ですが)。

また一つの興味深い知識を手に入れることで、網を張るように「じゃあこれはどうなっている?」「そうしたらこっちはどう?」というように、知識を掘り下げられるようになっていきます。

知的探究心が育まれると、物事を多角的に考える力も養えることにも繋がりますし、結果的に知能指数が上がるのかな?という気がします。

そういう意味では多岐にわたる情報を得られるテレビを子供に見せることは良い事ではないでしょうか?

ちなみに今でもわが子と一緒にふしぎ発見やクイズ番組は見ていますし、子供の趣味でもある世界ふれあい街歩きや、ピタゴラスイッチ、ダーウィンが来たなども見せています。

あとは、ニュース番組も一緒に見ます。もちろん子供は意味をよく理解していませんが、自然とニュースに関する会話になるのでさらに子供の知識が豊かになっていると感じるからです(とは言えニュース番組はすぐ飽きられるけど)。

テレビの見過ぎはダメ!やっぱりテレビ<読書

テレビより読書のほうが子供の知力向上になる

上に偉そうなことを書いていますが、実は私テレビっ子だったんです。

親が共働きだったため、誰にも止められることもなく見たいだけテレビを見ていました。

だからこそテレビのメリットだけでなく、デメリットも身を持って体験しているんですよね。

デメリットとはつまり勉強のサボりぐせがつくことです。

バラエティ番組やドラマを見ていると楽しいのでついついテレビに夢中になってしまいます。

ですが、テレビは受動的なメディアなので、バラエティ番組をどんなに楽しんで見ようとも自分で考えたり頭を使うということはあまりないんですよね。

つまりそのあいだずっと脳はダラダラしているわけです。

テレビをたくさん見ると芸能やトレンドに関する知識が増えます。おかげで今も浅く広く知識はある方なのですが、そういう知識って正直なくても良いものですよね?

今となっては、その時間を使って本を1冊でも多く読めばどれほど脳と心のために有意義だったのかと思いますが、すっかりテレビっ子になってしまった自分が読書に切り替えるのは無理な話でした。

その習慣は中学高校になっても変わらず、宿題はいつも後回し、テストも一夜漬けで、自分の限界まで学ぶということをやってきませんでした。

というわけで自分を反面教師として子供を定期的に図書館に連れて行っています。

その甲斐あってか、わが子はバラエティ番組なども見るのですが、本も読むし、テレビが娯楽の中心というわけではないようです(今のところ)。

関連:ドラマの殺人・暴力シーンは子供の情操教育に悪影響?

習い事でIQはどれほど高くなる?

習い事がIQに与える効果

幼少期に特別な教育を受けていないと言いましたが、習い事は普通の人並にやっていました。

それはエレクトーンと英語です。

これらがIQの向上に役に立ったのかどうか?という事に関してですが、あくまで私の場合はエレクトーンは△で英語は☓だったと思います。

エレクトーンに関しては音楽を好きになるキッカケの一つになったと言えますが、自分の意思も関係なく、姉のついでに通わされている感じだったので全く前向に取り組んでいませんでした。

本気で練習をがんばりだしたのは小学校の部活動からなので、エレクトーンがどれだけIQ向上になったのかは謎ですね。

英語についてもやる気ゼロでした。

たしか小学校高学年まで続けたのですが、結局英語の童謡を数曲とゲームで習った野菜と名前とかの英単語をちょっと覚えたくらい。英検5級か6級も受かったはずだけど中学校になったら全て忘れていたという程度です。

教室では周りの積極的な子と自分との温度差で居心地が悪くなり、むしろ英語が嫌いになりましたね。

おかげで高1だったかに英検3級を受けたんですが、周りがみんな合格する中私は落ちてしまったほどです。

もちろんこれは私個人の話です。前向きに取り組んでいる子はエレクトーンでも英語でもものすごく伸びていました。

その子たちはきっと習い事が脳トレになっていたに違いありません。現に英語が得意だった子は英語教育が盛んな中学校に受かりましたし。

いちおう私も英語で一度挫折したのち、これはヤバいと思って自分の意思で勉強してから高校で2級まで取ったのでやはり、本人のやる気があれば脳は鍛えられるのかなと思います。

わが子の生活に取り入れている頭が良くなりそうなこと

自分の経験や反省から、わが子の生活に取り入れいている頭が良くなりそうな方法で上には書ききれなかった部分をご紹介します。

1.パズル問題集

まずは子供の脳トレ用の問題集です。

問題集と言っても学習色が強いものは宿題をやらされている気分になるようなので、遊びの延長のようなものを与えています。

先程子供にもパズルをやらせていると書きましたが、大人のパズル問題はどうしても自力で解くことが難しいので、今は子ども用の問題集を気が向いたときに解かせています。

オススメは以下の2シリーズです。

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どちらも問題のレベル分けがされているのでお子さんの実力に合ったから始めてみてください。

最初は簡単な問題を解くのがやっとかもしれませんが、成長とともに解ける問題が増えていくので楽しいみたいです。

特に上のパズルはのめり込むようにハマっていました。

もっと解きごたえを求めるなら計算などのテクニックも使うこちらがオススメです。東大生が出演するクイズ番組に興味がある子ならちょっとやる気になるかも。

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子供のパズルに慣れて大人用にも挑戦させたいのならまずは100均のパズル雑誌がおすすめです。問題は少ないですが一冊にいろんな種類の問題が載っていますし、仮に子供の気が進まなくなっても100均なので親の痛手も少ないですよね。

2.スイミング

スイミングイメージ

スイミングは全身運動で、空間把握力も向上するなどと言われています。

わが家の場合は体力向上のために始めたのですが、速く泳ぐためには全身をどのように使いどう動けば良いのか?などを考えると言う意味では頭の体操にもなっていると感じます。

本当は音楽もやってほしいと思っているのですが、いまのところ本人にその気はないようです。

3.将棋

わが子は五目並べや囲碁よりも先に将棋に興味を持ったので、コマを動かす系のボードゲームは将棋をメインに遊んでいます。

将棋は囲碁よりもルールが覚えやすいので(私が)いいですよね。

それ以外にもチェスやオセロなども気分に応じて遊んでいます。

将棋デビューならやはりこれです↓

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未就学児からできるし、大人でも頭を使うのでおすすめですよ。

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これは将棋、囲碁、五目ならべ、オセロなどが一通りできます。

ただし、大人も子供も初心者ですと、相手のミス待ちになったり気がついたら勝っていたということもあるのでなかなか上達しません。

というわけでこういうものの力を借りることをおすすめします。

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詰将棋の問題集はパズルを解くような感覚でできるし、ルールブックを読むのに向かない小さなお子さんでも気がつけばスキルアップできるのでおすすめですよ。

3.海外のボードゲーム(アナログゲーム)

脳トレボードゲーム

ここで言うボードゲームは囲碁や将棋などのコマを動かして対戦する系のボードゲーム以外のものです。

私が幼い頃にもボードゲームで遊びましたが、人生ゲームや、アニメのキャラクターが題材になったスゴロク系のゲームが中心でした。

今でも日本のおもちゃ屋さんにあるボードゲームはスゴロク系のものが主流かと思いますが、これらのゲームはほぼ運だけで勝敗が決まるものがほとんどなのですぐに飽きてしまいます。

というわけで海外のボードゲームに行き着きました。

海外(とくにドイツを中心としたヨーロッパ)はボードゲームの文化が盛んで日本のボードゲームには見られないような頭を使ったゲームがたくさんあります。

Amazonや実店舗ですとヨドバシカメラなどの大型家電量販店などでも購入できます。

評判の良さそうなものをお好みで購入すれば少なくとも日本のすごろくゲームよりも満足度は得られるかと思います。

ちなみにわが家で登場回数の多いゲームはコチラです↓

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ラビリンスはタイルをスライドさせて道をつなげてお宝にたどり着くというゲームです。小さなお子さんからお年寄りまでワイワイ楽しめます。

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おばけキャッチはカードをめくり、そのカードに描かれているモチーフと同じ色・形の木製のコマをいち早く取るというゲームなのですが、カードの中には色も形もコマと一致しないカードがあります。その場合が曲者で、カードに出てくる色ではない、そして形も違うコマを掴まないといけません。白熱しますよ!(詳しくは下の動画で)

キングドミノはタイルを組み合わせて王国を作るゲームです。ルールは動画を見たほうが伝わりやすいのでメリットだけ書きます。
まず小学校低学年ぐらいの子でも理解できるシンプルなルールです。運と戦略どちらも必要なので大人も子供もやりごたえを感じられます。そして短時間のゲームなので大人も付き合いやすい(これ大事)。さらに掛け算や足し算の知識が付きます(掛け算や足し算を知らない子でも自然と概念を理解できるようになります)。海外ボードゲームを開拓したい方の導入にはピッタリのゲームです。

4.本の読み聞かせ

お子さんが小さい頃には寝かしつけのときなどに絵本の読み聞かせをすると思います。

わが子はすでに寝かしつけずとも一人で寝られる年齢ではあるのですが、本を読み聞かせるという時間を作っています。

子ども自身も自分で読書をするのですが、どうしても好きなシリーズだったり、ジャンルだったりの偏りができてしまいます。それが悪いわけではないのですが、もっといろんな世界に触れるためにあえて子供が自分では読まないような本を読み聞かせています。

するとそれまで興味がなかった本に興味を持つようになったり、知らない言葉や風習について親子で語り合う時間ができて子供の知識も世界も多少なりとも広がっったように感じています。

毎日時間を確保するのは難しいですが、子供の寝る前の5分、10分だけでもと思ってできる限り続けています。

5.会話にクイズを挟む

私はよく子供と会話しているときにクイズを出します。

クイズと言ってもその場で思いついた適当なことです。

例えば今日の授業内容の会話であれば、その授業に関係した問題を出してみます。

そうすると、宿題(紙の上で解く)は嫌がるのに、クイズ風だと正解するのが嬉しいみたいで次も問題出して!とノッてきます。

またテレビを見ているときに例えば見慣れない道具が出てきたら「これは何に使うものでしょう?」とか海外のある国のお祭りが出てきたら「この人達はいま何をしているでしょう?」とか即興で出題します。

もちろん子供は答えられないので、答えに近づくようにヒントを出していきます。それを繰り返すと正解か大体惜しいところまで答えられるので、褒めてあげてから答えを解説します。

なんてことのないやり取りですが、考える、意見をまとめる、ヒントから推測する、新しい知識(興味)を得るといういろんな要素が入っていると思います。

と、もっともっぽく語っていますが、本当はただ子供が楽しいかなぁと思ってやっているだけです。

これが脳トレにつながればラッキーだなぁぐらいに捉えているのですが。

IQが高い=勉強が得意とは限らない

IQと学力の関係

私の子供時代の過ごし方と子育てについて書いてきましたが、皆さんに誤解しないでいただきたいことがあります。

それはIQが高いからと言って必ず勉強が得意だったり成績が良くなるというわけではないということです。

確かにIQが高いと低い人に比べて理解力や情報処理能力に優れているとは思います。

なのでおなじ数式を学ぶとすると、やはりIQの高い人の方が理解するスピードも速いのだとは思います。

ですが、IQが高いというのはおそらく、知識を入れ込むための器が大きいっていうイメージなのかもしれません。

IQが高いから言って、勉強に興味を持たず、手を抜いていれば勉強は得意にはなりません。

仮に急ピッチで知識を詰め込めば、他の人と同じような、もしくはそれ以上のテストの点が取れる可能性も大いにあります。

ですがそれは一時的な知識に過ぎず、やはり継続してやらないと知識として身につくことは無いと思います。

なのでIQを学力に活かしたいのであればやはりIQのトレーニングとは別に勉強の習慣をつけることは非常に大切だと思います。

あなたのお子様がIQの持ち腐れにならないように、IQのを鍛えつつ勉強の習慣をつけたり、勉強が向いてないのであれば何か別の目標を見つけたり、そららの方へも目を向けてあげてみてはいかがでしょうか。

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