大河ドラマ「青天を衝け」で岡田健史さん演じる渋沢(尾高)平九郎。ドラマのなかでも平九郎はイケメンですが、実物の渋沢(尾高)平九郎もかなりのイケメンでした。
大河ドラマ「青天を衝け」で岡田健史が演じる渋沢(尾高)平九郎のとはどんな人物?
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— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) February 21, 2021
惇忠、長七郎、千代の弟・平九郎の子ども時代を演じるのは #高木波瑠 くん。大きくなったら #岡田健史 さんが演じます。#青天を衝け#第2回#栄一踊る pic.twitter.com/Cm5hcsL5fn
大河ドラマ「青天を衝け」で岡田健史さんが演じるのは、渋沢栄一の妻・千代の弟で、後に栄一の見立ての養子となる渋沢(尾高)平九郎です。
現在(2021年3月)、ドラマの中での平九郎はまだ、母親や姉に甘えたい盛り幼子ですが(演・高木波瑠)、今後岡田健史さんが演じる平九郎は立派な青年へと成長していきます。
渋沢平九郎(尾高平九郎)の生涯
渋沢(尾高)平九郎は弘化4年(1847)に尾高家に生まれました。渋沢栄一とは本来従兄弟の関係です。
平九郎は二人の兄・尾高惇忠と尾高長七郎の影響で幼い頃より学問と剣術を学び、19歳になることには剣術を人に教えるほどの腕前でした。
慶応3年(1867)、当時幕臣となり平九郎の姉・千代と結婚していた渋沢栄一は、パリ万博出席のため渡仏する際に、平九郎を見立ての養子として江戸へ迎えます。見立ての養子というのは何かあったときの相続人ということです。
平九郎はその翌年、将軍・徳川慶喜の警備を目的として渋沢成一郎(喜作)らによって結成された彰義隊に入ります。その後、彰義隊から分かれて結成された振武軍に加わった平九郎は飯能戦争で新政府軍に破れたのちに自決しました。20歳の生涯でした。
このように平九郎という人物は、渋沢栄一の人生に大きく関わっていたのですね。
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渋沢(尾高)平九郎がイケメンだと話題
「青天を衝け」では180cmの長身イケメン俳優、岡田健史さんが演じている渋沢(尾高)平九郎ですが、実は実物の渋沢(尾高)平九郎もかなりのイケメンだったのです。
兄・惇忠の『渋沢平九郎昌忠伝』には、平九郎は温厚で沈勇果毅な性格で、所作は美しく色白で背が高く腕力もあると記されている
引用:Wikipedia
温厚で沈勇果毅(落ち着いており勇敢で決断力がある)な性格で、所作(身のこなし・しぐさ)が美しく、長身色白の力持ち…。顔立ちについては触れられていませんが、イケメン要素たっぷりな人物像です。
どんなお姿なのか気になりますよね。
なんと渋沢(尾高)平九郎さんの写真が残っているんです。
それがこちら
平九郎も岡田健史さんと同じく180cmくらいの長身で、スタイルも良く彫りも深くて目鼻立ちも端正なイケメンです。
今の時代にタイムスリップしてきたとしてもイケメンと持て囃されていたことでしょう。
この時代にカメラがあったことに感謝したいです。
ちなみに、以前放送されていたバラエティ番組「マツコ・有吉の怒り新党」(現在のマツコ&有吉 かりそめ天国)では、渋沢平九郎は「新3大 現代にも通用する幕末明治のイケメン偉人」の一人として紹介されていました。
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それにしてもこの堂々とした立派な青年が20歳というから驚きです。現代の20歳といえばようやく大人の扉が見えてくるかどうかぐらいの世代です。やはり時代・世情が異なると同じ民族でもこれほどまでに風貌が変わるんですね。
私はこの記事で、平九郎がイケメンであることに注目して紹介していますが、きっとご本人は容姿云々などよりもきっと生き様に注目して欲しいのではないでしょうか。
ということで、大河ドラマで初めて渋沢平九郎という人物を知ったという人や、岡田健史さんのファンでドラマを見ているという人も、よりいっそう平九郎という人物の生き方に注目してドラマを見てみてはいかがでしょうか。