まだ梅雨も来ていないというのに、早くも真夏のような熱さがやってきました。こんな日には冷やし中華のような冷たい食事でパワーチャージしたいですね。
ところであなたは冷やし中華と、温かいラーメンの麺の違いについて考えたことがありますか?それぞれの違いを調べてみました。
冷やし中華とラーメンの麺は同じなのか?
冷やし中華と温かいラーメンは、どちらも中華麺を使用しています。
中華麺の基本的な材料は、小麦粉(準強力粉)にかん水に水と塩です。
しかし、2つを食べ比べるとどことなく食感が違うような気もするし、市販品の麺には”冷やし中華用”と”ラーメン用”が存在しますよね。
冷やし中華とラーメンの麺は材料が同じでも、特徴が異なるのでしょうか?
お店のラーメンと冷やし中華の麺は同じ場合が多い
まずは中華料理屋さんやラーメン屋さんで提供されている、冷やし中華とラーメンの麺についてです。
情報ソースはサイトの書き込みやQ&Aサイトの回答になりますが、お店の従業員さんや元従業員さん曰く「同じ麺を使用している」という声が多数派でした。
同じ麺なのに食感が違う気がするのは、調理方法の違いによるためです。
冷やし中華の麺はラーメンと比較して長く茹でます。
そして柔らかめの麺を水で締めるため、仲間でしっかり日が通っているのにコシのある麺になるのです。
しかし、少数派ですがラーメンと冷やし中華の麺を変えているお店もあるようです。
たとえば、冷やし中華用の麺は清涼感やイロドリを加えるために、麺を野菜でグリーン系に色付けしたり、卵の量を増やして黄色味を増す。
または、事前に下味をつけるというように、ラーメンの麺と明確名違いを出しているようです。
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市販品のラーメンと冷やし中華の麺は別物?
市販品の中華麺には生麺と乾麺(油揚げ麺含む)があります。
どちらも麺とスープ(タレ)がセットになって、「ラーメン」または「冷やし中華」として売られていますが、麺は異なるのでしょうか?
それとも単にスープが違うだけで、麺は同じなんでしょうか?
正解は、市販品の場合、冷やし中華とラーメンの麺は異なる商品が多いようです。
ラーメンに比べて冷やし中華麺の方が細い傾向にあるんだとか。
確かに、ラーメンと同じ太さだとしたら水で締めることを考えると湯で時間を長めに取らなけれないけません。
それに、タレが少なくてコシの強い冷やし中華の麺は、細いほうがたべやすそうですよね。
市販の冷やし中華麺とラーメンの麺はお互いに代用可能か?
私個人の話ですが、以前袋麺のラーメンの麺を冷やし中華に代用したのですが、なんだかボソッとしていて食べづらかった思い出があります。
やはり餅は餅屋。
ラーメンを冷やし中華にアレンジしようなんて甘かったのでしょうか。
しかし、ラーメンの麺と冷やし中華の麺はお互いに代用可能のようです。
美味しく召し上がるためのポイントは以下の通り。
ラーメンと冷やし中華の麺を相互に代用するときのポイント
<冷やし中華麺をラーメンにアレンジする場合>
水で締めないぶん、茹で時間を表記よりも短くし、硬めに茹でる
<ラーメン用の麺を冷やし中華にアレンジする場合>
茹で時間を長くして柔らかめに茹でてから水で締める
市販のラーメンの一部商品には、
冷やし中華へのアレンジ法を記載しているものがあるので、参考になさってくださいね。