2020年グラミー賞主要4部門(含む)5部門を史上最年少、女性初受賞したビリー・アイリッシュ。
日本でもドラマ主題歌に起用されるなど人気が急上昇しています。
ビリー・アイリッシュといえばファッションやMVの影響でキツそう、怖そうという印象を持っている方も多いのではないでしょうか?
ということでビリー・アイリッシュの性格がわかるエピソードをご紹介します。
アブナイ系クールキャラのビリー・アイリッシュ
2020年グラミー賞で、ビリー・アイリッシュは5thシングル 「bud guy」で最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を、アルバム「 When We All Fall Asleep, Where Do We Go? 」で最優秀アルバム賞と最優秀ポップ・アルバム賞を、そして最優秀新人賞を獲得しました。
主要4部門独占ぶりというのは実に39年ぶりの快挙で、女性アーティストでは史上初。
そして5部門同時受賞は本年度の最多受賞となりました。
さらにビリーとともに楽曲制作をする兄フィニアスの最優秀プロデューサー賞も合わせるとアイリッシュ一家は6部門受賞です。
そんな音楽界の中心にいるビリー・アイリッシュですが、彼女のキャラクターは独特ですよね。
無表情で服装も怖め
かなり美人なんですが基本的にポーカーフェイス。
そして、かなりオーバーサイズのダボダボの服にイカツめのアクセサリーをジャラジャラとつけています。
一言でいえば「近寄りがたい」
MVを見ればさらに近寄りがたさが増してきます。
口から生きたクモが出てくるし
黒い涙が流れるし
首絞められながら歌ってるし
一言でいうと怖い…
怖そうに見えるビリー・アイリッシュの性格は?
見るからにちょっとアブナイ空気を漂わせているビリー・アイリッシュ。
なんでも見透かしそうな目の据わり方は10代の女の子には見えません。
一方、彼女の歌声は天使のささやきのようにピュアで美しいんですよね。
歌詞はダークで曲調も明るくないのに、癒されてしまう。魅力的な歌声です。
こんなきれいな声を出せる人に悪い人はいないんじゃない?そう思わせてくれるほど、見た目と歌声のギャップがすごい。
ビリー・アイリッシュは良い人?優しいエピソードまとめ
見れば見るほどどんな人なのか気になるビリー・アイリッシュ。
実はかなりいい人そうなことが分かってきました。
グラミー賞で謙遜
ビリーも兄フィニアスも全く予想外だったグラミー賞他部門受賞。
全くスピーチも用意していなかったそうですが、実際のスピーチも好感の持てるものでした。
開口一番「なんてこと。この賞にふさわしい曲はたくさんあったのに。ごめんなさい。」
思わず口から出た言葉が嬉しい!最高!ではなく申し訳ないという謙遜ですよ。
これだけでも性格が良さそうなのが伝わりますし、こういう周囲への配慮をこの若さでできるということに育ちの良さも感じます。
さらに、同部門にノミネートされたアリアナ・グランデに対して「あなたの方がふさわしい」とも。
日ごろから他人を思いやれる人なのでしょうね。
ダークな曲を作る理由も優しい
ビリー・アイリッシュの楽曲には”友達を葬って自分を終わらせる”とか”飛び降りたのに誰も泣いていなかった”というような暗い表現を使った歌詞のものがあります。
こういった暗い歌詞は彼女自身の体験や、他の人の視点に立ってふと思いついたことなどを思うままに書いているそうですが、彼女が暗い曲を作るのにはこのような理由もありました。
「若い子たちにとって私の曲はハグなの。落ち込んだり、死にたいって思ったり、自分のすべてが嫌になったりするのは悪いことだって言う大人もいる。でも、自分と同じくらいサイテーの気分の人がいるってわかるだけでも慰められると思うんだ。癒されるんだよね」 「一緒に絶叫できる仲間なんだ」
RollingStonejapanより
ビリーはビリーの表現方法で、世界中の同世代の子たちに寄り添っていたんですね。
実際にこういう友人がそばにいてくれたら心強いと思います。
ファンを気にかけている
ちょっと怖めのビリーですから”私に近づくなオーラ”を放出しているのかな?と思ったら、そんなこと全くないようです。
出待ちのファンたちでしょうか?
近づけばもみくしゃにされそうな勢いが伝わってきます。
そんなファンたちに向けて逆に突入するようなサプライズ。普通なら手を振るぐらいで突進はしないでしょう。ファンも嬉しかったでしょうね。
また、ビリー・アイリッシュはたびたびファンの様子をSNSにアップしています。
「you should see me in crown」という曲を聴く女の子二人組。
歌詞の中にデビューシングルタイトルと同じ「Ocean eyes」というフレーズが出てきて歓喜する様子をうれしそうに紹介するビリー・アイリッシュ。
「この曲キレイ」と言って感動して泣き始めた男の子にも、最高と反応しています。
このようにファンにアクションすることで、他のファンたちにとっても「みんなの気持ち届いているよ」というメッセージになりますよね。
笑顔がかわいくて優しい
最後にビリー・アイリッシュの笑顔もご紹介します。
表現者として服装や表情をクールにキメている彼女ですが、別に無理に笑顔を封印しているわけではありません。
笑いたいときはメチャメチャ笑います。
そしてふざけたいときはふざけます。
↓下の動画は素の表情がたくさん見られてかわいいですよ。
以上ビリー・アイリッシュの性格についてでした。
曲や服装で誤解されがちですが、きっと彼女は優しい女性だと思います。
ファン想いの彼女はこれからも世界中でますますファンを獲得して、この先もトップアーティストとして活躍するのではないでしょうか。