ジブリ映画「千と千尋の神隠し」で千尋の両親が食堂の料理を食べて豚になるシーンがありますが、そのシーンに登場する気になるプニプニ料理。
見た目から味を想像することが難しいのですが、その謎料理の再現に試みた人がいるようです。
ブヨブヨ謎料理をおいしく再現する人たち
ジブリ映画には美味しそうなグルメ(通称ジブリ飯)がたくさん登場します。
アニメなのにも関わらずにおいまで香ってきそうで、食欲をそそられますよね。
そんな印象的なジブリ飯の中でも異彩を放つのが、「千と千尋の神隠し」に登場するプニプニ、ブヨブヨとした料理(上の画像)です。
お皿の上に置かれたときは丸鶏のような形ですが、箸で持ち上げるとポヨンとしていて、食感はプルンとしているように見えます。
謎のプニプニ料理の正体はシーラカンスの胃袋
先日この謎料理の正体が明らかになりました。
それがシーラカンスの胃袋です。
詳しくはコチラの記事で↓
「千と千尋」の謎食材は”シーラカンスの胃袋”!実物と比べてみたよ
何の食材なのか想像も付きませんでしたが、シーラカンスの胃袋と聞いて味も食感も謎が深まるばかりです。
この料理はあまりにインパクトが大きいので、正体が分かる以前から料理の再現に試みている人がたくさんいました。
シーラカンスの胃袋という食材をズバリ当てた人はいませんでしたが(そりゃそうだろ)、見た目にも味付けにもこだわった力作をご紹介します。
「千と千尋の神隠し」謎料理の再現動画
プニプニ料理を再現した料理動画は数多あるのですが、その中でもイチオシの動画を厳選しました。
この料理はジブリ飯のなかでも屈指の難易度だということを念頭にご覧ください。
箸でつまみ上げる時の形状や、縦縞模様まで見事に再現。中身は豚肉のあんで小籠包の味だそうです。
しかし、作者さんは改良版も作成しています↓
お皿に盛られている時の形がソックリですね。プヨンプヨン感はパート1の方がイメージに近い気もしますが。
このレシピは台湾料理の肉圓(バーワン)風ということです。中身は鶏肉と野菜。お皿を揺らした時の弾力あるプルプル感が似ています。皮が柔らかくて箸で持ち上げることはできませんでしたが、中身のあんがとっても美味しそう…。
こちらもバーワンを元に作られています。皮は他の動画と違い透明度がありませんが持ち上げた時の形がソックリです。
自作のブヨブヨ料理を食べる姿まで再現。料理も食べる人も見た目的にかなり再現度が高いです。
飯テロ失礼しました。
シーラカンスの胃袋が正体であると判明する前は、この料理はバーワンという台湾料理がモデルだというのが通説だったので、再現料理は肉あんにデンプンや片栗粉、白玉粉などを用いた皮という組み合わせが主流でした。
実際にシーラカンスの胃袋を用意するのは難しいでしょうから、あなたがプニプニの再現をする際にはバーワンを参考に作ってみてはいかがでしょうか?
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