高いダンススキルと歌唱力で注目されているKing ＆ Prince。海外進出を目標に、現在は5人で活動していますが、残念ながら2023年5月22日をもって、メンバーの平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんが脱退します。
キンプリのパフォーマンスを見て海外の人はどのように感じているのでしょうか？この記事では、キンプリのパフォーマンス動画を見た海外の人の反応をご紹介します。
海外進出目標だったキンプリが平野・岸・神宮寺脱退で永瀬・髙橋の二人体制へ
King ＆ Prince（以下キンプリ）は、結成当初から海外進出を目標に掲げ、ジャニー喜多川氏からも後押しされていました。近年には『Magic Touch』や『ichiban』、『Namae Oshiete』、『ツキヨミ』など、明らかに海外を意識した楽曲を多く発表しており、ダンスに関しても国内屈指の高レベルのパフォーマンスを行っています。また、メンバーは日頃より英語の習得に励んでおり、着々と海外進出に向けて準備をしていたようです。
しかし、2023年5月22日を最後に、メンバーの平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんが脱退、翌5月23日より、永瀬廉さん、髙橋海人さんの二人がKing ＆ Princeの活動を継続することが発表されています。
キンプリのパフォーマンスのレベルの高さは、ファン（ティアラ）の皆様はもちろんのこと、世間一般にも認知されてきている矢先だったので、筆者も個人的に残念でなりません。
メンバーが夢見る海外進出については、事務所の方針で海外に向けた楽曲配信やサブスクが行われていないこともあり、なかなか順調にはいかないようです。ですが、そんな中でも、国内再生回数の多いキンプリのYou Tube動画を海外の人が視聴する機会が増えており、少しずつキンプリの認知度が上がってきているようです。
キンプリの動画を見た海外の反応は？（YouTuberの反応）
海外には、J-POPのリアクション動画をあげるYouTuberが多く存在しますが、キンプリの楽曲も彼らの動画で取り上げられています。
以下は海外YouTuberがキンプリのパフォーマンスやMVを視聴したリアクション動画の一部です。
日本語対応していない動画もありますが、彼らのリアクションを見ると、キンプリが海外の人にもいかに高く評価されているのかが分かります。
↑『ichiban』を初視聴したYouTuber Nadia kb。「こんな曲をずっと探してたの」と大興奮しています。感動ポイントが多すぎて停止ボタンを押しまくるので、動画がなかなか進みません。この方は、この後にもキンプリのリアクション動画を多数投稿しています。
↑『ichiban』を初視聴した姉妹YouTuber AfroSys。キンプリのルックス、ファッション、ラップ、ダンス全てに感心しています。彼らが歌手だけでなく俳優業も行っていることにも驚いていました（洋楽歌手でそのようなケースは稀）。彼女たちのYou Tubeチャンネルでは世界各国の音楽が紹介されているのですが、そのなかでもJ-POPはAdoさん、ちゃんみなさんとキンプリのみ。世界の様々な音楽を聴いている彼女たちにとってもキンプリのパフォーマンスは好評だったようです。
↑『ichiban』を初視聴したYouTuber Just Liz!。最初はビートに乗って揺れる程度でしたが、ラスサビではテンションが上ってダンスしています。「キンプリには独特の個性があり、オリジナルの輝きを放っている。彼らのことをもっと知りたい。」とのことでした。
↑『ichiban』のMVを見てすっかりキンプリにハマったYouTuber Tiana Mwilaが2本目に視聴したのが『Magic Touch』のMV。キンプリの一挙手一投足に「ちょっ、待って待って待って…」「えっ、えっ、えっ、えっ、えっ、えっ」と驚きが隠せない様子でした。「キンプリは、まず曲が良い。そしてビジュアルが良い。さらに彼らの歌声が美しい。」とのこと。そしてカメラ目線のセクシーな表情にも魅了されていました。そんな彼女はキンプリのリアクション動画を多数投稿しています。
↑『ichiban』のMVを初視聴したイギリスのYouTuberエースのしゃっく。「なにこれ？すごい！うまい！なんで俺に（今まで）King &Prince 教えてくれなかった？」「K-POPっぽいJ-POPアーティストなんだろうと思ってけど、全然違った」「この曲がクラブで流れてたらクラブに行くよ！」「動画を作り終わったらSpotifyで聴く」と大興奮。最後には一緒に踊って息を切らしていました。これをキッカケに彼はキンプリファンになったようです。日本語YouTuberなので、英語が苦手な方も、彼が楽しむ様子をぜひ見てみてください。
↑『ichiban』をキッカケにキンプリファンになった二人組YouTuber UNA X THIKHOの『ツキヨミ』に対するリアクション動画です。曲や衣装、ダンスなどのスタイルに感心しています。「岸くんの声がいい」「廉くんの静かなパートがいい」「神宮寺くんの髪型が素敵」「全員髪色が暗めなのがいい」など、目線はすっかりティアラです。5人の汗ばんだ姿に妄想を掻き立てられニヤニヤしている姿も可愛らしいですよ。日本のファン同様に彼女たちもツキヨミのダンスプラクティス動画を待ちわびている様子。
↑キンプリについて全く知らなかったオーストラリア人YouTuber Mickey Dubbが初めて『ichiban』と『ツキヨミ』を視聴。ichibanに関しては、「自分の予想を裏切ってきた。彼らのスワッグが大好き。本当にクール」ツキヨミについては「ダンスがセクシー」「彼らは同じ振付を踊っているけど、みんなユニークで異なる雰囲気を持っている」と称賛。動画を見終わったら「彼らの曲が人気になるのが分かる」「もう一度見たい。全部理解するには最低限5回は見ないと。それで中毒になるんだ」とも。実際彼は、この後キンプリにハマり、多くの楽曲のリアクションを行っています。
↑キンプリメンバーより年下の若いYouTuber ALG REACTSが『ichiban』ダンスバージョンとMVを初視聴。キンプリメンバーが難しい振り付けを容易くさらっと踊ってみせる様子や、曲のキャッチーなバイブスを評価しています。そしてなにより表情豊かな髙橋海人さんに夢中に。動画が進めば進むほど、髙橋海人さんしか目に入らなくなっていく様子がとってもかわいらしいですよ。
↑インド人YouTuber INDIAN REACTIONの『ツキヨミ』初視聴。自然と体が動き出し、足を家具に打ち付けてしまうほど夢中になって踊っています。「歌もダンスも完璧だから恋に落ちざるをえない」「傑出した驚異的な息をのむようなパフォーマンス」と大絶賛。ダンスブレイクでは文字通り目を丸くしています。
↑サウジアラビア人YouTuber KJ AVELINO VLOGSの『ツキヨミ』初視聴動画。初めてキンプリを知った彼は、平野紫耀さんのハンサムぶりと、平野さんと岸優太さんのボーカルを絶賛していました。ツキヨミに関しては「こんなJ-POP初めて聴く」「みんな歌が上手いし（もっと向上すると思うとも）、踊れるし5人のシンクロも大好き」「ダンスは女性的でありながら男性的なセクシーさがあり、優雅で予想だにしていなかった。完璧」とのこと。
↑J-POP好きのYouTuber Prince BL World。キンプリを知らなかった彼が初めて『ツキヨミ』MVを視聴した動画です。視聴中は「セクシー」「大好き大好き大好き」とノリノリ。視聴後には「こんなにセクシーでホットだとは想像もしていなかったから衝撃」「メンバー全員ハンサムだけどセンターの彼（平野紫耀さん）は説明できないほどハンサム」「J-POPにはJO1のように全員踊りの上手いグループがいるけど、キンプリは別のレベルにいて全員がホット」と大絶賛でした。彼もその後キンプリのリアクション動画をたくさんあげています。
↑『ichiban』MVを初視聴した二人組YouTuber Jus' 2 React。彼らもキンプリのパフォーマンスを気に入ったようです。「彼らのダンスもラップとボーカルのスタイルも本当にドープ（かっこいい）だ」「彼らは何年活動しているか分からないけど、昔からずっと一緒にいるように見える一体感がある」「彼らは間違いなくベテラングループだ。そう思わせるくらいコアが素晴らしい」と称賛。「もっと早くから知っていたかった」「我々はこれからもキンプリの曲を紹介する。というかチェックすべきだと思う」と即決していました。
他にも海外YouTuberのリアクションは多数あがっていますので、みなさんもお気に入りのリアクション動画を見つけてみてください。
ここで紹介した動画を含め、様々なリアクション動画の内容で多かったものは以下の通りです
- 平野紫耀さんがハンサム過ぎる（全員のルックスに関しても好評）
- 高橋海人さんの表情に心掴まれる
- 平野紫耀さんと岸優太さんの歌声が良い
- 永瀬廉さんの歌声が魅力的（おそらくK-POPや洋楽には珍しいタイプの歌声だと思われます）
- （歌声を含め）神宮寺勇太さんがキュート
- ダンスと振付が完璧、セクシー
- パフォーマンスに一体感がある
- 楽曲自体が楽しい
- キンプリの曲をもっと知りたい
キンプリの曲は外国人にもウケが良い！海外で成功できるレベル
海外YouTuberのリアクション動画をご紹介してきましたが、性別や国・地域問わず、総じてキンプリの実力や音楽性を高く評価しています。とりわけダンスパフォーマンスやルックスに関しては、間違いないレベルと言っていいでしょう。
上の動画からも分かるように、海外の音楽ファンは、曲を聴いて自分たちも踊りたくなるような音楽を好む傾向があります。キンプリのパフォーマンスはその点において非常に好相性なのではないでしょうか。
近年アジアの音楽といえば、K-POPがリードしていますよね。そして、日本やフィリピンなどアジア諸国においても、K-POPのエッセンスを取り入れたアーティストが排出されています。その一方で、キンプリはK-POPとは違うアプローチで音楽を作っている点も評価されるポイントかもしれません。
キンプリの海外を意識した楽曲は、90~00年代を思わせるクラブミュージックやラテン音楽の中に、J-POP特有のキャッチーな要素も含まれています。そこに最新のダンスとアイドルとして培った表現力が合わさり、海外の人にとっては「耳馴染みがあるのに、なんだか新鮮で超クール！」といった印象を持つのではないでしょうか。K-POP風のメイクを施していないのも差別化につながっている理由なのかもしれませんね。
キンプリの楽曲を海外にサブスクや配信していないことが惜しまれますが、YouTubeやSNS等では少しずつ海外に浸透してきている模様です。5人が魂を込めて作り上げた作品たちが、広く海外で評価される日が来ることを願います。
