大人気シリーズの映画「るろうに剣心」の最新作「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」が2020年7月・8月に公開予定でしたが、新型コロナウイルスの流行を理由に来年のGWに公開延期となりました。
この延期については、劇中で重要な役をつとめる新田真剣佑さんの不祥事が理由ではないか?と噂されているようです。
るろうに剣心最終章が公開延期に!
引き続き、映画『#るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』をどうぞよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/oC5aLMl8zY
— 映画『るろうに剣心』公式アカウント (@ruroken_movie) 2020年5月27日
2020年7月3日、8月7日に公開を予定していた映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」ですが、新型コロナウイルスの影響で来年のGWまで公開が先延ばしされました。
新型コロナウイルスの影響とは言え、緊急事態宣言も解除されましたし、感染者も激減しているし、この早い時期に延期を決断するのは残念、と思っているファンも多いのではないでしょうか?
原因はコロナの影響で編集作業が遅れているため
るろうに剣心最終章の公開延期については、映画館の安全確保という事情ももちろんありますが、それ以前に緊急事態宣言下で製作作業が頓挫したことが原因のようです。
緊急事態宣言以降スタジオが閉鎖され、すべての作業がストップしてしまい、それ以降も仕上げ作業や公開に至る様々な準備を行うことができませんでした。
https://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin2020/news/
「エンタメ復活の狼煙を『るろうに剣心』で」という志でいただけにとても残念です。
公開を心待ちにしてくださっていた皆さんには、申し訳ない思いでいっぱいです。 新しい公開日に向けて、少しでもクオリティを高める努力をし、多くの方々に楽しんでいただけるような作品を創り上げ、満員の熱気溢れる劇場で観ていただくことが、私を含めスタッフ・キャスト一同の作品に懸けるゆるぎない思いです。
アフターコロナの時代に、よりパワーアップした感動と勇気と希望をお届けできるよう、魂を込めて残りの仕上げ作業に取り組みたいと思いますので、『るろうに剣心 最終章』をぜひ楽しみに待っていてください。
監督 大友啓史
撮影の方は昨年にクランクアップしており、編集作業が中断していたものと思われます。
「エンタメ復活の狼煙を『るろうに剣心』で」と言う監督の言葉になんとしても今夏に公開させたかったという悔しさと感じますね。
とはいえ邦画屈指の超大作かつ最終章ですから、作る側も妥協なしの作品を届けたいでしょうし、見る側も完璧な作品を見たいですよね。
公開延期は新田真剣佑の不祥事が原因か?
るろうに剣心最終章のキーマンと言えば新田真剣佑さんです。
新田真剣佑さんは剣心の最恐の敵・雪代縁役を演じています。
真剣佑さんといえば、つい先日緊急事態宣言期間中のお忍び沖縄旅行が発覚し、問題となりました。国民が力を合わせて外出自粛をしているなかで、しかも芸能人も亡くなっているなかで、仕事でもなく個人の娯楽を優先してしまったことは非常に残念だったと思います。
そんな真剣佑さんが重要な役で出演している作品だから公開が延期になったのでは?という噂が巷では囁かれているようです。
たしかにそう思われても仕方のないことかもしれません。
新田真剣佑さんをスクリーンで見たくないというるろ剣ファンもいるかもしれませんし、本来であれば今作のPR要員は佐藤健、新田真剣佑さん、有村架純だったのではないかと思いますが、新田真剣佑さんをキャスティングできないとPR効果も軽減していまいますからね。
とはいえ、個人的には新田真剣佑さんの影響は少ないのではないかと思っています。以下はその根拠です。
公開延期はるろ剣だけではない
まず、コロナウイルスの影響で公開延期になった映画は「るろうに剣心」だけではないということです。
緊急事態宣言中の4月以降に公開予定だった作品は軒並み公開延期となっており、それらの作品の公開時期が8月や9月にずれ込んでいます。
他の作品が通常公開されるなか「るろうに剣心」だけが公開延期となれば、いろいろと勘ぐってしまいますが、るろうに剣心だけが特別ということはありません。
ただし、公開が来年5月まで伸びるというのはイレギュラーではあります。しかし、るろうに剣心は確実に大きな収益を上げられる作品なので、集客が期待できる時期に当てたかったと考えるのが自然です。
となると第一候補は今年の年末年始になるかと思いますが、冬場なのでコロナ等の流行のリスクが高い期間と言えますから、安全策でGWまで先延ばしたのではないでしょうか。
すでに根強い固定ファンを多く抱えている
また、この作品はすでに多くの根強いファンを抱えています。
例えば今作がシリーズの初作品だったら出演者のイメージが大きな影響を与える可能性もあったかもしれません。
しかし、過去3作品でガッチリのファンの心を掴んでいる作品なので、真剣佑さんのプライベートがどうこうというよりも、単純に作品を楽しみにしている、雪代縁との戦いを見たいと考える人の方が多数なのではないでしょうか。
影響力は佐藤健>>>新田真剣佑
見出しに誤解がないように補足すると、今作においての影響力は新田真剣佑さんよりも佐藤健さんのほうが何倍も大きいということです。
俳優としての人気や優劣という意味ではないですよ。
やはりるろうに剣心という作品は多くの佐藤健さんファンに支えられてる作品でしょうから、真剣佑さんの不祥事があったとしても、佐藤さんが番宣などで精力的に活動すれば十分にカバーできるように感じます。
佐藤健さん基準で考えれば、「恋つづブーム」でいま最も注目されている俳優さんでしょうから、この流れに乗ってるろ剣が公開されれば経済効果も抜群だったでしょう。
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そんな絶好のタイミングでも公開できないということはやはり、真剣佑さんの不祥事というよりも新型コロナウイルスという国を揺るがす緊急事態が大きく影響していたと考える方が自然ではないでしょうか。
るろ剣はパワーアップして帰ってくるらしい
佐藤健さんがライブ配信アプリSUGARで語っていたことによると、るろうに剣心の公開延期を決定してから、大友啓史監督は今回のことをポジティブに受け止め「作品をより良くできる時間が増えた」と気合を入れて編集作業を進めているようです。
ということは、今夏私たちが観るはずだったであろうるろうに剣心最終章よりも、もっとパワーアップした作品が来年観られるということです。
来年の今頃には気兼ねなく映画館に足を運んで、るろうに剣心を楽しめますように。
それまで新型コロナウイルスの第二波を食い止めるべく、各自予防を徹底しましょう!
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