ドラマSPECシリーズで主演をつとめ、「硫黄島からの手紙」や「沈黙-サイレンス-」などのハリウッド映画にも多数出演している加瀬亮さん。
しかし、最近はテレビで見かけることが少なくなりました。
加瀬亮さんは現在何をされているのでしょうか?
CM以外テレビ出演が激減した加瀬亮
加瀬亮さんと言えば00年代なかば~10年代なかばにかけてドラマや映画に多数出演し、いくつも主演をつとめて来た俳優さんです。
演技力が高く、男性から見ても女性から見てもカッコイイ塩顔イケメンの加瀬亮さんは、年々渋みを増し、ファンからの根強い支持を集めています。
そんな加瀬亮さんが戸田恵梨香さんとW主演の人気ドラマ「SPEC」が6/11より再放送されることが決まりました。これで再び加瀬さんブームが起こること間違いなしです。
しかし、加瀬亮さん、一時期よりもテレビ露出が減っていると思いませんか?
現在はユニクロの”感動パンツ”のCMや、長澤まさみさんと夫婦役を演じている住友林業のCMで見かけるくらいで、久しくドラマなどでお見かけしていません。
最後のテレビドラマ出演は2016年
調べたところ、加瀬亮さんが最後にテレビドラマに出演されたのは今から4年前の2016年放送の「この街の命に」(WOWOW)でした。
民放に至っては2014年の「続・最後から二番目の恋」が最後です。
2017年以降は映画とCM出演に限定されています。
<2017年以降の出演映画>
邦画
- 3月のライオン(2017年)
- ムーンライト下落合(2017年)主演
- モリのいる場所(2018年)
- 鈴木家の嘘(2018年)
- 旅のおわり世界のはじまり(2019年)
洋画
- ベル・カント とらわれのアリア(2018年)
- ミナマタ Minamata (2020年)[22]
これだけ出演されていれば十分にも感じますが、それ以前の仕事量と比較するとずいぶん減っているように感じますし、”加瀬亮”という俳優さんの知名度からすれば露出は少ないのではないでしょうか。
ではなぜ加瀬亮さんは露出を減らしているのでしょうか?
加瀬亮は干された?
テレビへの露出が減ると芸能界から干されたのでは?と噂されることがあります(加瀬亮さんをググったら”干された”と関連ワードが出てきたし)。
干される芸能人といえばなにかしらのスキャンダルがあったり、仕事態度に問題があったりなどの理由があるかと思いますが、加瀬亮さんの場合、過去に女優さんとの交際報道が数回あったものの、それが世間を騒がすスキャンダルになった経験はありません。
それに加瀬さんは現在、タレントのイメージを重要視する大手企業のCMに出演しているわけですから業界から干されたとは考えにくいでしょう。
メディア露出減の理由は個人事務所への移籍
加瀬亮さんの仕事のペースが変わった理由は事務所の移籍ではないでしょうか。
加瀬亮さんは以前、浅野忠信さんが所属する芸能事務所「アノレ」に所属していました。
しかし2018年よりご自身が設立した個人事務所「RYO KASE OFFICE」へと移籍しています。
事務所移籍がきっかけで仕事が激減するという話も聞きますが、加瀬さんの場合は揉めることもなく円満退社だったそうです。
もっと言えばアノレ代表だった浅野忠信さんの父・佐藤幸久前社長が2017年11月に覚せい剤取締法違反で逮捕されるという事件があったこともあり、むしろ加瀬さんはトラブルに巻き込まれた被害者だったので、移籍が仕事の妨げになることはなかったでしょう。
個人事務所に移籍した加瀬さんは、移籍後の変化についてこのように語っています。
より自分のペースで仕事をするようになったくらいですかね。あとは自分で実際に会社を作ったので、その際に、当然今まであまり知らなかったことをたくさん勉強しました。
https://fashionpost.jp/portraits/172984
この発言から、加瀬さんは自ら意図的にメディア露出を減らしたことが分かりますね。
加瀬さんはもともと多くの人の支持を集める大作映画以上に、規模は小さくても誰かの心に刺さるような単館系映画のような作品へ出演することにこだわっていた俳優さんです。
そんな方だからこそ、個人事務所に移籍したことでより作品選びにもこだわれるようになり、必然的に出演作品数が減っているのではないでしょうか。
今後は海外作品に重点?
加瀬亮さんが個人事務所に移籍した2018年以降に公開された出演作品は、邦画2本、海外作品2本。
最新作は今年公開のジョニー・デップ主演MINAMATA(ミナマタ)です。
この映画には真田広之さん、美波さん、浅野忠信さんなど日本人俳優が出演しています。
加瀬さんも、今後は真田広之さんのように海外作品を中心に活動を考えておられるのかもしれませんね。