2020年全日本選手権で羽生結弦選手が新フリースケーティングプログラム「天と地と」を初披露しました。
シーズン初戦とは思えない完成度の高い演技に圧倒された人も多いのではないでしょうか？
羽生選手の「天と地と」を初めて見た海外ファンたちの反応をご紹介します。
羽生結弦2020年全日本選手権でFS「天と地と」を初披露
フィギュアスケート・全日本選手権第２日（２６日、長野市ビッグハット）世界選手権（来年３月、ストックホルム）代表最終選考会。男子は羽生結弦（２６）＝ＡＮＡ＝がフリーで２１５・８３点を出して前日のショートプログラム（ＳＰ）に続いて１位となり、合計３１９・３６点で５年ぶりの優勝を果たした。日本スケート連盟の選考基準を満たして代表に決まった。５連覇を狙ったＳＰ３位の宇野昌磨（２３）＝トヨタ自動車＝は２位。
フィニッシュを飾った後、一番を誇示するように羽生が右手の人さし指を天に掲げた。合計は大台の３００点超。「ありがとうございました」。コロナ禍により拍手だけで応援した観衆に向けて叫んだ。５年ぶりに日本一に返り咲いたのだから、歓喜の表現も許されるはずだ。 「自分の体の感覚を信じてやりきれた。（２位だった）去年はだいぶ悔しかったので、リベンジできて良かった」 新たなフリー「天と地と」は、１９６９年のＮＨＫ大河ドラマのテーマ曲。水色を基調とし、花柄が美しい着物風の衣装を身にまとった。琵琶や琴の音色に乗り、軽やかにジャンプを決める。得点が１・１倍になる演技後半の３つは、全て３点超の加点が付く出来栄えだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4b9c8c2bb4234cdeb38acbca859b2c84a640ff7
＜プロトコル＞
すべての要素に高い加点がついています。
ステップだけがレベル3だったのが惜しかったのですが、その借りは世界選手権で取り返してもらいましょう。
ものすごい演技でしたよね。
シーズン初戦であの演技にも驚きましたし、「まだ進化できるんだ」と驚かされる濃密なプログラムでした。
同じ和プログラムで彼の代名詞であるSEIMEIは私も大好きなのですが、正直「天と地と」がそれを超えた気がします。
では海外ファンの反応をご覧ください。
関連：羽生結弦2020FS”天と地と”は大河ドラマ主題曲！上杉謙信を選んだ意味は？
羽生結弦2020年全日本選手権FSの海外の反応翻訳
以下のコメントはコチラのサイトのものを和訳しています。
○あぁ、この演技は全くの別次元だと思わざるを得ないわ。彼を誇りに思うし、本当に素晴らしいわね。
○昇天したわ…今私に必要なのは話すことでもなく、気晴らしをすることでもなく、この演技だけよ。
○信じられない。完璧。すごすぎる。振り付け、テクニック、スケートスキル、ジャンプ、ステップ、スピン、ルーティンすべてが傑作だよ。この最高レベルを1～2シーズン維持するだけでもすごいのに、年々要素を加えているんだよ（いまや4Loも楽に跳んでいるように見える！）彼は本当にすごい。
○私はこのFSをこれから何ヶ月もリピートして見まくるわ。誰にも止められないから。
○天国のよう。彼は神よ。この美しさは世界を救うわ。ありがとうユヅル！あなたは史上最高だわ。
○演技のあいだずっと”ワォ！”状態だったわ。なんて素晴らしい傑作なの。彼の新SPとFSはどちらも素晴らしいわね！この人は本当に私を驚かせて止まないんだから。
○キングが戻ってきたわ。フィギュアスケートの真のチャンピオンが。
○ユヅルが滑っているときまさに「天と地」のようだった。彼はどんどん良くなっていったし、チームのサポート無しにやり遂げたわ。本当にすごい！
○彼の髪型は2014年のときとほぼ同じだね。若く見える。
○完璧な美しさ。
○なんてこと。キングユヅ、あなたはスケートの究極の巨匠だわ。
○彼の神聖なスケートは私に天国を見せてくれて、この動画が終わったときに地上にいるんだってことを思い出したわ。本当に素晴らしい。衣装も好きだしプーさんとの健全な関係も好き。
○あなたは最高。いつもあなたを応援してるわ。
○彼は美しい！彼のスケーティングは優雅で感情がこもっているわ。
○なぜ彼は年をとらないの？去年よりもさらに若く見えるんだけど！彼の肌も髪型も声もティーン・エイジャーのようだね。
○ピュアな芸術！これぞレジェンド！
○彼はがっかりしているようね。彼の顔には「もっとうまくできる」って書いてあるみたいで、いい意味で泣けるわ。彼は自らの作品とパフォーマンスに努力と愛情を注ぐ真のアーティストね。彼を永遠に愛しているわ。
○私はこの新プログラムのすべてが大好きだわ。全く新しいレベルなのよ。素晴らしい。ブラボーユヅ！
○これはスケートじゃない、芸術というものだよ！
○とても魅力的だね。この演技にすっかり魅了されてしまった。マジで。
○演技を見て泣いてしまったわ。あまりに美しく、そしてまた力強くて私の魂は強く打たれたの。今わたし、生活がとてもうまく行ってないんだけど、全てを諦めたいと思っていたときに、この芸術が私に生きる意志を与えてくれたのよ
○キングが戻ってきた♥最高のクリスマスプレゼントね。ありがとうユヅ
○最大級の感謝！
○驚異的！素晴らしい！私は彼の闘志に満ちたクリーンなスケートを飛び跳ねながら見ていたわ！ユヅル・ハニュウは史上最高！またやってくれたわ！！！
○おめでとう。そしてあなたの日々の懸命な努力に感謝します。
○完璧。壮観！
○心の底から彼を尊敬するわ。彼にかける言葉も出ないほどに。
○彼は間違いなくフィギュアスケートのキングよ。一瞬一瞬が完璧でとても壮大なの。彼自身が芸術であり、かけがえのない存在ね。なんというレジェンドなの。
○ジャッジたちの顔をビンタしてやりたいけど、彼らが不当な採点をしたのに彼が日本チャンピオンになったね。ユヅ、ステイヘルシーでね。
○フィギュアスケートを見たのは久しぶりだけど、キングは一見の価値があると言わざるを得ないわ。このパフォーマンスをありがとう。
○アイススケートの王子様。今までで最もエレガンスなパフォーマンスだわ。
○すべてのジャンプが素晴らしすぎる！鳥肌が立った。
○2つの新プログラムをコーチ無しでトレーニングし、しかもコロナ禍…そんな状況でやり遂げた！私の中では今回の演技が彼史上最高の成功だったと思うわ。
○ステップシークエンスのあと、後半開始のときに彼の動きが止まったところで、私は昇天したわ♥この傑作は氷上の詩人ね。
○ユヅやったね。やばいユヅが戻ってきたわ！この”SEIMEI”ver.2.0みたいなFS大好き。ポジティブなエネルギーと哲学的な禅に満ちているわね。ヤッター！史上最高のユヅ！
海外の方のコメントを見て気づいたのが「おめでとう」よりも「ありがとう」が多いということです。
羽生選手がチャンピオンになることはスケートファンの人たちにとってはもはやあたりまえのことなのかもしれません。
それよりもこんな演技を見られて嬉しいという気持ちが優っているのでしょうね。
”神がかった”という表現はよく聞きますが、大抵の場合は「ゾーンに入った」とか「奇跡が次々と起こった」というようなときに使う表現だと思います。
しかし、羽生選手の場合は奇跡や偶然ではなく、彼自身がスケートの神であるかのような意味の”神がかった演技”だったと感じました。
