小学館「小学一年生」の付録にドラえもんのひみつ道具”アンキパン”を再現できるアンキパンメーカーが封入されて話題になっています。
ドラえもんが好きな国民が一度は憧れるアンキパンを食べられるなんて夢のようですが、肝心の部分の再現度が甘い(?)ようです。
「小学一年生」2020年11月号の付録はアンキパンメーカー
人類の皆さん…お知らせです……
— 小学館『小学一年生』編集部 (@sho1hen) September 28, 2020
まだ国家機密なんですが、あのひみつ道具「アンキパン」を再現できる夢のようなものが10/1に世に出ます…
ひらがな・カタカナ・数字&ドラ様のご尊顔を刻印できる仕様…
朝ごはんやおやつ作りに大活躍…!
お近くの本屋さんで早めのご予約を…!#小学一年生11月号付録 pic.twitter.com/iqo0wbXApf
食べられる本物のアンキパンが作れる道具とはなんてファンタスティックなのでしょう。
小学館「小学一年生の」11月号付録のアンキパンメーカーは食パンに文字や絵柄の型を押すことでリアルなアンキパンやドラえもんのイラスト付きのトーストを作ることができます。
子供はもちろん、ドラえもんにお世話になった大人も童心に帰ってアンキパンにかぶりつきたくなりますよね。
このアンキパンメーカーは毎年付録になっている人気アイテムで、今年は10月1日より入手可能です。
アンキパンメーカーに重大なミス?文字が反転せず
「小学一年生」の付録のアンキパンメーカーですが、一つだけ本物のアンキパンと大きく違う点があるんです。
それは文字が反転していないということ。
ドラえもんに登場するアンキパンは教科書や本のページにパンを押し当てるとパンに文字がプリントされます。つまりパンに現れる文字は鏡文字になっているわけです。
しかしこのアンキパンメーカーの文字は反転していません。
これはファンにとって残念ポイントのようですね。
僕の最近の怒りを聞いてください。小学1年生の付録に「アンキパンメーカー」というのがついているのですが、字が反転していないのですよ。これを片手落ちと言わずしてなんといえるでしょうか。
— たかはたまさお (@takahatakun) September 24, 2017
小学一年生の付録のアンキパンメーカーで原作のアンキパンを再現させてみたけど文字が反転してないからきっと逆に覚えちゃう気がするんだ。
— はぁたん (@hajimodamoyo) October 7, 2017
因みに掛け算無いから足し算の足すを斜めにしたよ… https://t.co/ZAWoyhEVoC
アンキパンメーカー…?!欲しい…いやでもファンとしては文字反転して欲しかった…
— 茶こじ (@unchaco) September 29, 2020
アンキパンメーカーが鏡文字じゃないことに対して「小学一年生」編集部の回答は?
アンキパンメーカーの文字が反転していないことが残念だという声に対して小学館小学一年生編集部はこのように回答しています。
…本物通り鏡文字にしようと夢中になっていた俺は、背後から近づいてくる"大人の事情"に気づかなかった。俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら・・・ 体が縮んでしまっていた!!! そして文字は反転しないことになっちまっていた… (コナン風)
小学館『小学一年生』編集部Twitter
お、おぉ、唐突にコナン設定…
つまり大人の事情があったということでしょうか?
アンキパンメーカーはあえて文字を反転させなかった?
編集部の方は具体的な理由を答えていませんが、理由を勝手に推測してみました。
一つ目は単純に鏡文字設定を忘れていたということ。うっかりミスですね。
二つ目の理由は子供たちのためにあえて鏡文字にしなかったということ。コチラの理由が本命だと考えます。
アンキパンメーカーはあくまで「小学一年生」の付録です。つまりターゲットは7歳前後の子供ですよね。
年齢的には簡単な計算や文字の書き方を練習する頃です。
アンキパンメーカーはそんな子どもたちの学習を楽しくサポートするための付録であることが大前提でしょう。
リアリティを求めるあまり文字を反転させてしまっては文字も計算も学習できませんよね。
読める文字だからこそ子供が文字を並べて練習したり、親が教育に使うことができるんですよ(下の画像のように)
うん、これは便利!
というわけで、アンキパンメーカーはわざと文字を反転させていないのだと考えられます。
大きいお友達にとっては物足りないかもしれませんが、逆を言えば、このアンキパンメーカーの文字反転バージョンのニーズの高さが分かりましたね。
おもちゃとして商品化したら売れるんじゃないでしょうか。
アンキパンメーカー付録付きの小学一年生11月号は10月1日発刊です。