先日、自身が育てたパクチーが盗まれたとTwitterでつぶやいたことからちょっとしたトラブルに見舞われてしまったつるの剛士さん。
実はつるの剛士さんが所有するパクチー畑は趣味の範囲を超えているんです。今日はつるの剛士さんの農業についてのお話です。
つるの剛士の畑がパクチー盗難被害に
うちの畑も最近パクチーやられました(現行犯でしたが※「日本語わからない」の一点張り)ので気をつけてください。
— つるの剛士 (@takeshi_tsuruno) September 4, 2020
悲しいですが監視カメラ取りつけました。 https://t.co/53lZyLdh6s
農林水産省がTwitterで発信した農作物や農業機械の盗難被害にかんする警笛に対して、つるの剛士さんが「うちの畑もパクチーが被害にあった」とつぶやきました。
実はつるのさんが所有する畑や近隣の畑は以前からたびたびパクチー泥棒の被害に遭っていたそうです。そんなある日、つるのさんの義弟さんが畑で窃盗犯と鉢合わせたそうです。犯人は外国人だったようで日本語の会話がままならなかったものの、犯人がむしり取ったパクチーを返して反省している様子だったので、その日はそのまま犯人を帰したようです。
そのような出来事があり、つるのさんは農水省のツイートをリツイートしました。
つるの剛士のツイートがトラブルに発展
つるのさんはあくまで「窃盗被害に気をつけよう」という意味で行ったツイートでしたが、このツイートが思わぬ自体に発展します。
前新潟県知事で室井佑月さんのご主人である米山隆一さんは「外国人の犯罪かのように決めつけるのは差別的」と反応。
そのパクチーを取った人が外国人だとして豚泥棒が外国人と言う証拠はなく、実家が養豚農家の身として言うなら、大量に屠殺する手段を持たない外国人がこれを行うのはかなり困難で、むしろ同業者の可能性が高いと思われます。まるで外国人の犯罪かのように示唆してRTするのは極めて差別的だと思います https://t.co/nW4Vt6B05R
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) September 6, 2020
養豚?僕は知りません!もう一度言います。日本人でも外国人でも農産物を盗む行為は歴とした犯罪!こちら100%被害者!差別??現行犯!事実!今回許してしまいましたが今後はこのような難癖つけられないよう次こそ必ず通報します!近隣の畑も同じ被害があるので連携しながらより防犯に努めます!
— つるの剛士 (@takeshi_tsuruno) September 7, 2020
以上 https://t.co/bRHhUiTfPq
つるのさんの話によると親族が犯人と対面した上で外国人だと確信したようですから、外国人であるという”決めつけ”ではなく”事実”を述べたまでだと思うのですが、上のつるのさんのツイート一つだけではそこまでの状況は読み取れません。だからこそ米山さんには、より差別的なツイートに感じられたのかもしれませんね。
そしてもう一名、映画評論家の町山智浩さんも。
つるの剛士さん、『ウルトラマンティガ』の「少年宇宙人」という話を見直してください。地球に来て地球人と共に暮らす異星人の移民の親子の物語です。その子が異星人だと知った近所の子どもたちは彼を守ろうとします。外国人だから敵と決めつけません。本当にいい話ですよ。 https://t.co/aBqZs1ph8K
— 町山智浩 (@TomoMachi) September 7, 2020
いい話でしょう? 男の子が異星人だと知っても、彼の友達は「侵略者だ」とか「悪いやつじゃないか」なんてことは言いませんよね。むしろ、彼を守ろうとするんですよ。人を外国人だというだけで、悪人と決めつけたりしないんですよ。
— 町山智浩 (@TomoMachi) September 7, 2020
この方もつるのさんのツイートを外国人=悪というメッセージに捉えたようです。
このようにつるのさんの一つのツイートの解釈を巡って、差別的だとつるのさんを批判する派と、差別ではなく犯罪の話だとつるのさんを擁護する派で意見が対立し、Twitterが炎上する事態に発展しました。
※詳しくはTwitterやネットニュースなどをご確認ください。
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つるの剛士は広大な農園(つる農園)を所有していた
では、話をつるのさんの農業に戻しますね。
パクチー泥棒事件でつるのさんの畑や農業について気になっている人が多いようなので調べてみました。
つるの剛士さんは家庭菜園のような小さな畑でパクチーを盗まれたわけではありません。
つるのさんがパクチーを盗まれた現場は「つる農園」というつるのさんが管理する大きな畑(農園)だったんです。
つる農園の場所はどこ?
つるのさんの畑・つる農園は神奈川県藤沢市の北部にあります。
詳細な住所は公開されていません。
ところでなぜ藤沢なのでしょうか?
実はつるの剛士さんは現在、藤沢市民なんです。
つるの剛士さんは福岡県北九州市出身で、親の仕事の関係で広島や大阪、東京、茨城に居住経験があったのですが、藤沢にゆかりがあったわけではありません。
ですが2008年(所属ユニット「羞恥心」が大ブレイクしたころ)に藤沢に移住されました。
もともと移住地を探していたつるのさんでしたが、同じく羞恥心メンバーで仲の良かった上地雄輔さんの地元である横須賀に興味を持ち、そこから神奈川のいろいろな場所を見ていくなかで藤沢の現在の自宅を見つけて移住したんだとか。
それ以来、藤沢市愛が大きくなり現在は藤沢市の観光大使を務められています。
ちなみに藤沢市のつるの邸です。
ハウススタジオみたいですね。
豊かな自然に囲まれ、こんな素敵なお家で子育てやバーベキューを楽しめるなんて、そりゃ移住しますわ。
つるの剛士は本格的に農業に取り組んでいた
つるのさんはなぜあれだけ大きなつる農園を所有しているのでしょうか。
つるの剛士さんといえば5人の子宝に恵まれた子沢山家族であることは有名ですが、5人の子供を育てるにしても有り余るほどの広さの畑ですよね。
実はつるの剛士さんはつる農園で本格的に農業を行っています。
つる農園ではパクチーをメインに、空いた土地でニンジンやジャガイモ、トマトやラディッシュなどが栽培されています。
それらの農作物を提携する八百屋さんや地域のイベントで販売しているんです。
つる農園の野菜は無肥料無農薬で栽培され、味も濃くとても好評らしいですよ。
つるの剛士は地域の食育教育にも貢献
つるの剛士さんは藤沢キッズたちの農業体験に協力しています。
これは湘南ビタミンプロジェクトという活動の一環だそうです。
湘南ビタミンプロジェクトは、公益財団法人藤沢市まちづくり協会30周年記念事業として、湘南台文化センターを基点に藤沢市民サポーターが協働して創り上げる子どもたちの未来のための"まちづくりの新しいカタチ"プロジェクトです。
引用:http://www.expj.co.jp/shonan-vitamin/about.html
2017年夏、プロの役者とともに創る本格的な舞台公演が子どもたちのゴールですが、科学を学び、表現を学ぶ、ドラマスクールなどの教育プログラムの実施が、地域ぐるみの盛り上がりによる持続した活動で支えられることを目指しています。
つるの剛士さんは、この湘南ビタミンプロジェクトの公式サポーターであり、課外活動として農業を通じた食育を行っておられます。
正直、農業関連の収入は本業のタレント活動と比べたら微々たるものかと思いますが、それでも地域のためを思い、地域の人々と寄り添いながら活動されているつるの剛士さん、”おバカタレント”なんて呼べませんね。
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