新型コロナウイルスによる外出自粛制限の影響で普及したテレワーク。
その利便性から、今後はテレワークやリモートワークを標準導入する企業も増えそうです。
テレワークの場合、ミーティングや会議をオンラインで行うことが多いのですが、Zoomなどを利用したWEB会議で画面に映る自分の顔にぎょっとした経験はありませんか?
WEB会議、Zoom会議で映りが悪くなるNGメイクと解決法をご紹介します。
WEB会議/Zoom会議で自分の顔に驚愕!顔色が悪い!まん丸!疲れて見える!
WEB会議(Zoom会議)で画面に映る自分の顔にショックを受けた経験はありませんか?
安心してください。それはあなただけではありません。
zoom会議したら自分の顔色悪すぎてわらっちゃった
— あがな@🍐🏡 (@agana_4g) June 10, 2020
Zoom会議、自分のブスで老けた顔が映るの、ホンマに嫌(-_-)
— ☕petty_bonitas🍰 (@petty_bonitas) June 16, 2020
なにが起こったのか急遽化粧品を買いにいってメイクをしてルンルンでzoom会議したら
— YUKA YAMAGUCHI / 山口祐果 (@yukayamaguchi37) May 25, 2020
画面に映る自分の顔が異常に白くてリアル能面だった。。
写真似てる🤣🤣 pic.twitter.com/3Mv1CCoPQh
感想は人それぞれですが、共通して言えるのは、皆さん「自分はこんな顔なはずがない!」という”まさか”の衝撃が大きかったようですね。
最近はスマホの写真も絶妙な自然さでキレイに補正してくれるので、脳内の自分の顔認識が現実よりも美人だったりするのかもしれませんね。
それに、スマホカメラやウェブカメラは映像なので、鏡のように立体感を映すのが苦手です。鏡で見る顔と違うように感じる一因にはカメラの性質もあるでしょう。
やっていませんか?カメラ用にNGなブスメイク
普段どおり、もしくは普段よりもちょっと気合を入れてメイクをしてWEB会議に挑んだのに、画面の中の自分は超ぶちゃいく…
そんなあなたはWEB会議とは相性の悪いNGメイクをしている可能性があります。
こんなメイクアップをしていませんか?
ブサイクメイク①顔の隅まで抜かり無いベースメイク
先程も申し上げたとおり、カメラは立体感を映し出すのが苦手です。
そのため、顔の輪郭まで抜かりなくベースメイクを施すと、顔だけがのっぺりと色が浮いてしまいます。普段よりも顔が大きく見えるのはこれが原因かもしれません。
リアルでは首との境目を自然に見せてくれるファンデーションでも、カメラに映るとしろすぎて顔色が悪く見えることがあります。
ブサイクメイク②ツヤ感重視でテカリ顔
ハイライトやラメを鼻筋や顎、目の周りなどに入れると顔に立体感とツヤ感が生まれて美肌に見せることができますよね。
ですが、カメラを通すとツヤツヤ肌もテカテカのオイリー肌に見えてしまうことがあります。
ブサイクメイク③手抜きコンシーラー
カメラを通すと色味が暗い部分や影になっている部分が強調されます。
リアルでは目立たない目の下のクマやくすみなども、画面では不健康に見えてしまいます。
色が暗い部分や、影になる目の周りなどはコンシーラーできれいに見せましょう。
ブサイクメイク④手抜き眉毛
ウェブカメラを通すことで眉毛の輪郭がぼやけます。
薄い眉毛や、毛並みがまばらな眉毛だと顔立ちもぼやけた印象になりがちです。
ブサイクメイク⑤かっちりグラデのアイシャドウ
アイメイクをきちんとやりすぎると逆効果になることも。
濃いめの色はかなり濃く見えるため、目の周りがくぼんで見えたりケバく見えたりします。
ブラウンやグレー、発色がしっかりしているゴールド系のグラデーションメイクはリアルではデカ目効果のある美しいメイクですが、WEB会議には不向きと言えます。
関連:どんなシーンにも対応!100均UR GLAMの万能アイシャドウパレット
ブサイクメイク⑥ブラウン系の大人リップ
ブラウンがかったリップカラーは大人っぽいし、洗練された印象を与えてくれます。
しかし、カメラに映すと唇の色が沈んでしまい不健康な印象を与えてしまいます。
また、ヌーディー系のリップも本来であれば春夏にはオシャレなアイテムですが、カメラに映ると唇の血色がなくなり、貧血のような顔になる場合があるので要注意です。
WEB会議・Zoom会議にオススメのメイクとは?
NGメイクを読んでいただければ分かるように、普通であればオシャレなメイクでも、カメラに映ればブスに見えてしまうことがあります。
WEB会議(Zoom会議)のメイクは以下のポイントを抑えてみてください。
WEB用メイクポイント①ベースメイクは最低限に
ベースメイクは顔の中心部分だけ、最低限に範囲を絞ることがおすすめです。
髪の生え際やエラ、顎のラインはベースメイクなしでもOKです。
(カメラだと多少のアラはぼやけて相手には見えません)
また、ファンデーションだと発色が良すぎる場合もあるので、できればBBクリームやCCクリームのように素肌感を生かしたベースメイクの方が自然な美肌に映ります。ただしクマなどはコンシーラーできちんとカバーしましょう。
また、ハイライトもいつものメイクの半量(もっと少なくてもOK)くらいの感覚でかまいません。
<オススメベースメイク>
<おすすめコンシーラー>
WEB用メイクポイント②アイカラーは明るい色を
アイメイクは深みのある色で立体間を出すのではなく、まぶたの肌色が明るく見える色をチョイスしましょう。
おすすめカラーはピンク系や、シャンパンゴールド、イエロー系、シルバー系です。
あまり濃く塗らないように注意しましょう。
WEB用メイクポイント③眉は濃すぎず、形は整えて
眉毛はアイブロウで形をキレイに整えるだけで顔の印象が華やかになります。
ただしアイメイクを抑え気味にする分、濃すぎる眉メイクだと眉毛だけ浮いてしまい「張り切って化粧している人」のような印象になりかねません。
もともとも眉毛の色味が濃い目の人は、自眉毛に色を合わせるより、眉マスカラで眉の色を明るくしたほうが表情が明るくなります。
WEB用メイクポイント④チークとリップはピンク系でしっかりめに
顔色をよく見せるためにオススメなのが、チークとリップをピンク系にすることです。
「自分にはかわいすぎるのでは?」と思っている人も安心してください。
カメラに映ると自然な血色の良いカラーに見えます。
化粧感が出過ぎるのはイヤだという場合でも、自分が思う普段のナチュラルメイクよりも気持ち濃いめの発色の物を選んでも大丈夫です。
とくにチークはちょっと濃いかな?と思うくらいに塗るとのっぺり顔に見えず、小顔効果がありますよ。
WEB用メイクポイント⑤光が大切!
メイクの仕上げは「光」です。
室内照明だけでは目の下が影になったり、顔全体が暗くなり、いくらメイクを頑張っても顔色の悪さが改善されない可能性があります。
昼間であれば窓からの自然光が顔に当たる場所で会議を行ってみましょう。
窓の光を正面から当てれば顔全体のトーンが明るくなりますし、少し斜めから当てれば鼻や輪郭に影ができて顔立ちがはっきり見えます。ベストポジションを見つけてみてください。
それでもイマイチ映えないのであれば”女優ライト”こと自撮りライトで解決です!
卓上の小さな照明を当てるだけで美人度が格段にアップします。
通信販売でも1000円~数千円で性能の良い商品を購入できますよ。
(色味が調整できるタイプがオススメ)
それに加えて、顔の下(テーブルの上)に白い紙などを置くとレフ板の代わりになり、更に映りがよくなります。
メイクフィルターがあれば大丈夫?
ZoomではSnap Cameraというフィルター機能を使うことができます。
これを使えばすっぴんでもメイクしているようなフィルターをかけられるので、メイクする手間を省くことができます。
この機能があれば安心ではあるのですが、実はデメリットもあるんです。
以下はSnap Cameraを使用した人の事例です。
- 会話中に突然メイクフィルターが無効になりすっぴんを晒してしまった
- ふざけたフィルターで遊んでいたら外れなくなり、そのまま会議に参加し白い目で見られた
- 参加者全員にメイクフィルターを気づかれ指摘されて恥ずかしかった
- フィルターは便利だが初めて話すお客様には失礼なので使えない
フィルターは便利ですが、デジタルは100%安心できないということですね。
ふざけたフィルターでも笑ってくれるような雰囲気の会社ならともかく、真面目な雰囲気の会議に参加するのであればフィルターに頼らずにメイクするほうが安心でしょう。
あなたもぜひWEB用美人メイクを試してみてください。