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「試着室の鏡は痩せて見える」本当?!服屋で真相を検証したら…

2017年2月23日

試着室の鏡の都市伝説をご存知でしょうか?

 

「試着室の全身鏡は痩せて見える」「細身のシルエットがキレイと思って購入したが家の鏡をみて失望」こんな女性が以前から後を絶たないんです。

 

そんななか、とある女性が体を張って検証した結果、ついに真相が判明しました。

 

細く見える鏡にだまされた!女性の嘆き

試着室の全身鏡は細く見える?鏡の角度なのか、構造なのか、はたまた狭い個室というロケーションが理由なのか…。

 

とにかく普段の自分よりスタイルがよく見えるのでは?と感じている女性が多くいるようです。そんな女性たちの声の一部をご紹介します(Twitterより引用させてもらいました)。

 

「試着室の鏡の足細く見えるようになってて買うけど家帰ってからまた着ると足太くてぬおってなるwww」

「試着室の鏡が細すぎて長すぎて美脚すぎて 魔法にかかって2つ購入した。やられた。」

「この間試着室で鏡を自分で見て、「何処の栄養失調難民だよ」的な細さで、服が似合う以前の問題だったが、他の場所の道端の鏡で見たらガリガリではなかったぞ。何だあのトリック!」

「「試着室の鏡は細く見えるように作ってある」って聞いたけど本当かな  なんかこう、違和感かんじるから一発で分かる。細さは気にならないんだけど、若干身長が伸びた違和感かな?」

「そういえばわたしSサイズ買ったけど、どちらかというと試着室の鏡痩せするタイプだった」

「試着室の鏡って恐ろしい。デブが痩せに見える」

 

試着室の全身鏡マジックの真相が解明

アメリカのニュースサイト「the CHIVE」でインナという女性が試着室の鏡の真相を検証する様子が紹介されていました。

 

その方法は単純で、自宅の全身鏡に移った姿と、服屋さんの試着室の全身鏡に写った姿を比較するというもの。わかりやすいように同じ服装とポーズで撮影。そして複数のショップで比較しています。

 

その中でも今回は日本に店舗があるお店をいくつかピックアップしました。全てのショップが見たい方はこの外部リンク先でご確認さいさい。

 

※左側の写真がビフォー(本来の姿)、右側がアフター(試着室の姿)です。

 

①H&M

http://thechive.com

縦に伸びましたね(笑)横幅が細くなると、ポッコリお腹も細く見えるから不思議。

そして肌色もとてもキレイに見えます。

 

②MANGO

http://thechive.com

こちらもH&Mほどではありませんが、スリムに見えますね。このくらい絶妙にサバ読む方が逆にタチが悪かったりすることもある。

 

③ZARA

http://thechive.com

こちらは照明の加減でお腹のぽっこりが強調されているように見えますが、腕や顔周りに影ができてスリムに見えます。

鏡もわずかに細く見える作りだと思います。

私事ですが、2年前にZARAでいつもより小さめサイズのショートパンツを試着し、ラインがきれいに見えるから喜んで購入。以来一度も履いていません(泣)

 

④Stradivarius

http://thechive.com

美肌に見えるのはH&Mと同じですね。こちらもH&Mレベルではないまでも細く見えますね。

 

⑤Bershka

http://thechive.com

ここでH&Mレベルの再来です。かなり細く見えますね。

しかも頬がリフトアップされて見える恐ろしさ!

 

⑥New Yorker

http://thechive.com

もはや別人。でももしかして人間の脳って自分の姿をこれくらい補正して認識してるんじゃないかと思うと怖くなります。

 

いかがですか?

補正の度合いに差こそありますが、どのお店の鏡も盛っていることが分かりますね。

 

あ~~

だまされないぞ~

もう、だまされないぞ~

 

試着室の鏡の噂は本当だけど、日本のショップでは例外も多い?!

試着室の鏡の残酷さをお伝えしてきましたが、日本国内のアパレルショップでは、スリムに見せるものもあれば、補正効果のない普通の鏡を置いているところもあるようです。

 

”ありのままの姿”を包み隠さない姿勢はすばらしいのですが、それはそれで消費者を悲しませています。

 

「試着室って全身鏡じゃん? 久々に全身鏡見たら、、、やばい、、、痩せねばって焦った」

「今日お店の試着室入って鏡見たら自分の足異常に太すぎてボンレスハムかと思ったので2日までに必死こいて足痩せします」

「試着室で鏡を見て、マジでダイエットしようって思った…。わたし、自己イメージは痩せ型だったんだけど、もう違う。全然違う」

「試着室で全身鏡に映った時のあの惨めで醜い自分の裸を思い出せ。誰でもそこからダイエットが始まるのだ。」

「昨日の試着室で鏡見たらほんとにデブがいてやばかった」

「H&Mの試着室入ったら鏡が沢山あって自分の体をいろんな方向から見ることか出来たんだけど、酷かった。太ったことは自覚してたけど思った以上だった。」

「試着室で全身鏡に囲まれて、 そこで見た自分の身体の恐ろしさよ。 あ、これヤバイやつや…… 下半身デブだと思ってたけど全身デブや……って。(もうそれただのデブ)」

「買い物先で試着室に入ったらデブすぎてゲシュタルト崩壊起こした。試着室の鏡見ていられない」

 

上記はTwitterより引用していますが、日本のアパレルショップにおいては、補正なし(もしくは超微補正)の試着室の鏡に失望した派の方が多かったです。

 

これは個人的な予想ですが、日本では海外に比べてあからさまな補正レベルの鏡を設置しているお店は少ないんじゃないでしょうか?

 

日本人は”太め体型”といえども欧米の女性と比べてかなり細身ですからね。上の実験の例のように露骨な鏡は少ないのかもしれません。

 

上の実験のH&Mの鏡は詐欺レベルなのに、日本のH&Mで現実を突きつけられた方がいらっしゃるということからも、設置している鏡の種類が日本仕様になっているという可能性もあります。

 

盛り鏡vs素直鏡 どっちがいい?

スリムに見える盛り鏡が設置してあるのはもちろん売上を伸ばすためですよね。それにお客さんも気分よくなれるから幸せです。

 

ですが家に帰ってからガッカリすることを考えると過度な演出は控えてもらいたくなります。

 

だけど、お店でちょっとかわいくなった自分を見られることが、オシャレにチャレンジするきっかけになる意味ではポジティブな鏡なのかもしれません。

 

一方素直鏡は救いようがないですけど、落ち込むことがダイエットなどの新たなモチベーションを引き出せるのならそれもまた素晴らしくポジティブですね。

 

どちらも良し悪しあると思いますが、鏡に惑わされないようにするには、正直に意見を言ってくれる家族や友達などと一緒にショッピングに行くのが一番いいかもしれませんね。

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